鹿児島県本土中央部の霧島(きりしま)市は2005年(平成17年)に旧・国分(こくぶ)市と6町とが合併して発足し、県内では鹿児島市に次ぐ人口の市です。古くから薩摩地方・大隅地方・宮崎県の間を結ぶ交通の要衝であり、鹿児島空港が立地しています。地名由来には、高千穂峰天孫降臨の建国神話にまつわり、高天原(たかまがはら)の神々から韓国岳(からくにだけ)等の霧島連山が霧に煙る海中の島のように見えた等の説があります。ソニー・京セラ等のハイテク産業が発展していますが、旧・国分市は長らく葉煙草産地として知られ、鹿児島おはら節(民謡)で“花は霧島(原産地とされる霧島躑躅) 煙草は国分”と謡われています。各種野菜・果実や福山牛・霧島茶・福山酢(壺酢)・焼酎・鉱泉水等の特産品があり、和洋菓子店・食品店等の老舗が残っています。
1925年創業、鮮魚店から始まり蒲鉾屋となった 植山かまぼこ屋
笛吹橋のバス停から徒歩16分ほど、隼人駅から車で7分前後の場所にある 植山かまぼこ屋。1925年(大正14年)に創業された同店は、スタート時は鮮魚店で蒲鉾やに転身されたそうです。現在は鹿児島らしい各種練り物を製造されています。
という、植山かまぼこ屋さんの外観です。黄色い壁が印象的ですね。
実はちょっと早く来すぎて空いていませんでした。営業時間は11:30からなのです。と、後述しますが時間外の時は自動販売機で購入も可能です。
少し店舗で待っていたらオープンしました。こちらが入口です。
店内に入りました。多くの種類の練り物が並んでいます。これは悩むなぁ。
一番気になったのは、こちらのうず巻き。富山の赤巻きとかに似てますね。
うず巻き、切り分けて購入可能だとのことだったので切っていただきました。切る前はこんな感じです、と見せていただいたのがこちら。中々のインパクトですね。
他にはこんな商品が。鹿児島なので当然さつま揚げがあります。
縁起かまぼこという飾り蒲鉾も売っていました。この辺りも富山に似ている。
冷凍ものの商品も一部ありました。大きな店舗ではないのですが、とても種類豊富です。
店内にはこんな張り紙も。じぃじがこめ時からここんとを食べてるよ、って鹿児島弁が良いですね。
そして、ほんじゃまか石塚さんが来店した時の写真と、サインです。
で、ここからは買ったものです。まずは、渦巻き。1口サイズに切り分けて頂きました。中々の弾力で美味しい。
さつま揚げ4種も購入です。上棒天・人参ごぼう天・チーズ天・季節天が入っています。
ちょっと甘めの味が最高です。癒される。
ここから少し店外の話です。植山かまぼこ屋さんの裏手には、地元の名産品を集めた、じはんき商店街なるものがありました。
こんな感じで駄菓子や蒲鉾が売っています。いつでも買えるのは便利ですね。
鹿児島のうず巻き、初めて食べました。プリプリの弾力に色鮮やかなカラーは鮮烈で、中々インパクトありますね。食卓に並んでいたら華やぎそうです。今回さつま揚げも購入したのですが、地元の方向けのちょっと甘めな感じがとても良かったです。どちらもまた食べたい!
↓植山かまぼこ屋さんのさつま揚げは、楽天でも購入できますよ。
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———植山かまぼこ屋 基本情報———-
〇創業年 1925年創業 / 大正14年創業
〇営業時間
・11:30-16:00
※土曜・日曜・祝日 定休日
〇住所
鹿児島県霧島市隼人町真孝770
(公式サイト)⇒ 植山かまぼこ屋