現存する最古のラムネメーカー、トンボ飲料のラムネ / 富山 富山市 1896年創業 (明治29年)

富山県の県庁所在地である富山市は、2005年(平成17年)に旧・富山市と6町村とが合併して発足しました。47都道府県庁所在地中2位の総面積は県の約3割で、1市町村が都道府県に占める割合では全国一となっています。米・梨・葡萄・イチジク等の農産物や富山湾のホタルイカ・シラエビ・ズワイガニ・寒鰤等の豊富な魚介類が特産です。かつては神通川に遡上していた鱒による鱒寿司が名産で、市内には多数の製造・販売店があり、“月世界”等の和洋菓子店・“満寿泉”等の酒蔵や飲食店なども多く、老舗が点在しています。

1896年創業、涼しげに水面を飛び交うトンボたちから命名された トンボ飲料

上赤江口のバス停から徒歩8分、富山駅から車で10分程の場所にある トンボ飲料。1896年(明治29年)に翠田辰次郎氏が、東京で出会ったラムネの製造・販売企業として、富山市総曲輪に翠生舎を創業されています。現存する日本最古のラムネメーカーである、トンボ飲料のルーツとなる企業です。

創業時から発売されているトンボラムネは、涼しげに水面を飛び交うトンボの清涼感がラムネに相応しいと命名されました。翠生舎は1921年(大正10年)に翠田炭酸飲料と名を変え、1962年(昭和37年)に翠田炭酸飲料の清涼飲料部門を継承する形でトンボ飲料が立ち上がっています。

という、トンボラムネをお取り寄せしました。中々の量ですw。 一本取り出した図。そうそう、ラムネってこういう瓶入りですよね。 飲み方説明もちゃんと書かれています。今の小さい子だと飲み方わからないですものね。トンボラムネは甘さがしつこくなくって飲みやすいので、ごくごくいけます。飲んでるとなんだか夏休みかな?って気持ちになれますね。
ラムネは、ご存知の通りイギリスからやってきたレモネードが転じてラムネとなりました。今は玉詰びんに詰められた炭酸飲料を指しています。元々この玉詰びんはイギリスで生まれたものですが、イギリスではほぼ絶滅しているらしく、イギリス人の方がお土産で買っていくこともあるそうですよ(私の知り合いがそうだったw)。
ラムネは近年苦戦が続いているようですが、地サイダーの文脈でコアなファンの獲得は進んでいます。いつまでも残って欲しい日本の飲み物の1つですよね。

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———-トンボ飲料 基本情報———-
〇創業年 1896年創業 / 明治29年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
富山県富山市下赤江町1丁目6番34号
(公式サイト)⇒ トンボ飲料|ラムネ、サイダー、シャンメリー、パウチ飲料

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