日本三大珍味・天たつの越前仕立て汐うに / 福井 福井市 1804年創業 (文化元年)

福井県庁所在地の福井市は県北部の越前地方(旧越前国、嶺北:れいほく)の中核都市です。江戸時代は親藩統治の福井藩の大城下町として栄え、1624年(寛永元年)に第三代藩主の松平忠昌が旧称“北の庄”が敗北に通じるとして戦国時代の武将柴田勝家以来の北ノ庄城を福居城と改称し、元禄後期に福井と表記されるようになりました。水仙で知られる越前岬・桜の名所の足羽川(あすわがわ)・一乗谷朝倉氏遺跡・福井城趾(現県庁)・北ノ庄城跡等の名所旧跡があります。繊維産業が発達し近年は化学産業も盛んで、越前和蝋燭・絵蝋燭等の伝統工芸品や越前蟹・越前おろし蕎麦・羽二重餅・冬の水羊羹等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。

1804年創業、日本最古の雲丹商で福井藩主松平家の御用商 天たつ

片町入口のバス停から徒歩4分ほど、福井駅から徒歩16分ほどの場所にある 天たつ。1804年(文化年間)に、越前福井藩主松平家の御用商である天王屋(てんおうや)として創業されています。3代目・天王屋五兵衛(てんおうやごへえ)の代に越前福井藩主・松平治好公より「戦時中に日持ちする貯蔵食の開発」の名を受け、日本三大珍味として今に伝わる汐うに(しおうに)の製法を考案されています(他の2つは、からすみ・このわた)。7代目・天王屋辰吉(たつきち)氏の時代に、「天王屋の辰吉」を略して「天たつ」と呼ばれ、明治期にこの名を屋号にされています。

という、天たつさんの外観です。ちょうど雪の日で素敵な写真になりました。

店内に入りました。汐うにが沢山並んでいます。

こちらが越前仕立て汐うにの紹介が貼られていました。バフンウニに塩をして熟成させて作っています。

汐うにはグラム単位で購入できます。プラスチックの簡易容器か、福井藩へは桐箱で納められていたそうですよ。

近年の新商品は、雲丹のアヒージョ。これもめちゃくちゃ美味しそうだなぁ。

他にも福井の海の幸が販売されていました。ばちこを買おうかめっちゃ悩みました…。あまりお店で見かけることがないので。

で、汐うにを購入したところ、保管容器から取り出して量って売ってくれます。

ということで、購入してきました。袋には福井城の絵が載っています。

こちらが簡易容器です。天王屋辰吉(たつきち)氏の名から、天たつさんとなったので、龍の絵が載っているのでしょうか。

こちらが中身です。14グラム入りで、4,000円弱と中々のお値段です。

中に入った説明書きです。汐うにの食べ方や、説明が書かれています。100個のウニから100gと超豪華な食べ物なんです。

裏側には汐うレシピと、英語での説明が載っていました。

汐うに、食べるのは2回目だったのですが、雲丹の味が凝縮されていて、とても美味しいです。お酒と合わせる or ご飯と、が推奨されていますが、個人的には圧倒的にご飯派です。ファーストインプレッションは塩味が先にくるので、美味しいのかな、なんて疑問に思ったりしたのですが、口に入れるとウニの優しい甘さがじっくり出てきて凄く美味しいんです。これは年1ぐらいリピして楽しみたいなぁ。

↓天たつさんの汐うには、楽天だとふるさと納税で出ています。

 

——-天たつ 基本情報———-
〇創業年 1804年創業  /  文化元年創業
〇営業時間
・9:00~18:00
※無休 (不定休あり)
〇住所
福井県福井市順化 2-7-17
(公式サイト)⇒ 天たつ 福井片町本店 二百年雲丹商 | 公式オンラインショップ

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