埼玉県南西部の飯能(はんのう)市は入間川上流の渓口集落として発展した町で、地名由来には榛(はん)の木が茂る野で“榛野”転訛説・“萩野”転訛説・武蔵七党丹党の判乃氏居住説等があります。江戸時代は武蔵国西部の山間地帯と同様に幕府領でした。中世より林業が盛んで、江戸時代には火事多発で木材不足の江戸に、入間川・高麗川等から荒川経由の10日間程度で一帯の杉・檜等の木材が大量に運ばれ、江戸の西の川からの“西川材”と称されました。主産地の入間市に連なり狭山茶も生産され、地酒や四里餅等の名物もあり、市内には老舗の飲食店・和菓子店などが残っています。
1923年創業、鮮魚と自家製惣菜を扱う 滝長鮮魚店
飯能駅から徒歩6分ほどの場所、飯能銀座商店街内にある 滝長鮮魚店。1923年(大正12年)に創業された鮮魚店です。海なし県である埼玉にあるお魚屋さんですが、所狭しと鮮魚が並んでいて圧倒されます。この日飯能に宿泊だったので、夜のBBQ用と朝食用に魚を購入しにきました。ご主人のお名前が滝沢さんでしたので、滝沢さんのお名前が屋号の由来なのでしょうね。
という滝長さんの外観。青い看板は「滝」ですが、その上の看板は「瀧」が使われていますね。簡素化した、ということなのかしら。
店内に入りました。こんな感じでお魚が並んでいます。練り物等もありますよ。
こちらは切り身や、海老フライなど。滝長さんがあれば暮らせますねw。
BBQの写真を撮り漏れ、撮れたのは朝ごはんのめぬけのみ…。まあでも美味しかったから良いのですw。
埼玉県民の人に、「埼玉は近くにちゃんとした魚屋さんがあるかどうかでQOLが変わる(=良い魚屋さんが少ない)」と聞いていたのですが、滝長さんみたいなお店があれば楽しく暮らせるのだろうなぁ。ちゃんとしたお魚屋さんが貴重で、かつラインナップと商品クオリティが高いからか、滝長さんはいつ通ってもお客さんで混み合っていました。繁盛するお魚屋さんがある街って、絶対良いところですよね。また飯能でBBQする時には必ずよります!
———滝長鮮魚店 基本情報———-
〇創業年 1923年創業 / 大正12年創業
〇営業時間
・9:00~19:30
※月曜日 定休日
〇住所
埼玉県飯能市仲町3-10
(Instagramアカウント)⇒Instagramユーザー 滝長(@takicyo2327)