宝酒造の、タカラカップ & タカラ有機本みりん / 京都 伏見区 1842年創業 (天保13年)

京都市伏見区には、桃山丘陵の広大な緑地からの豊富な伏流水に恵まれて灘(兵庫県)と並ぶ伏見の清酒で知られ多数の醸造蔵元が立地している一方で世界的先端技術企業(京セラ・村田機械等)も立地しています。伏見の地名も地下水の意味の“伏し水(ふしみず)”に由来するとされています。伏見稲荷神社(稲荷神社総本宮)・醍醐寺(世界遺産)・伏見桃山城・坂本龍馬ゆかりの寺田屋等の寺社・旧跡や京都競馬場・清酒蔵元施設等の観光名所も多く、区内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが何軒も残っています。

1842年創業、焼酎シェアNo.1メーカー 宝酒造

近鉄丹波橋駅から徒歩6分ほど、桃山駅から徒歩15分ほどの場所にある 宝酒造。1842年(天保13年)に、京都・伏見にて4代目卯之助氏が、清酒の製造・販売権利(酒造株)の譲渡を受けたことが創業です。酒造りを一時休業した後の1864年頃(元治元年)には、焼酎・みりん・白酒の製造を開始し、1897年(明治30年)には寶印(宝の旧字体)の商標をみりんで取得されています。1912年(大正元年)には新式焼酎の関東での販売権を獲得し、宝焼酎の販売を開始されています。宝酒造さんは焼酎No.1メーカーであり、缶チューハイを始めて発売したメーカーでもあります。

という、宝焼酎のタカラカップを購入しました。SINCE1912と書いてあるのは、焼酎の発売年です。糖質ゼロ・プリン体ゼロは嬉しいですね。

パッケージ横側です。原材料はサトウキビ、トウモロコシ、大麦です。久しぶりに飲みましたが、なかなか癖があるので、割りもののベースとして飲むのが良い感じですね。

そして、有機本みりんも購入しました。有機栽培米100%使用です。

パッケージ裏側です。タカラ本みりんは、上述の通り焼酎より歴史が古いのです。1913年(大正2年)には宮内省(現、宮内庁)御用達となっています。

宝焼酎は、大学生時代ぶりぐらいに飲みましたが、懐かしい気持ちになれますね。コスパの良いお酒の味がしました。今回歴史を調べて、味醂の方が歴史があり、かつ高い評価を受けていたことや、焼酎トップシェアであることを初めて知りました。近年はスパークリング日本酒・澪も大ヒットしていますし、掘り下げることが沢山ありすぎて困っちゃいますね。

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———宝酒造株式会社 基本情報———-
〇創業年 1842年創業 / 天保13年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
京都府京都市伏見区竹中町609番地
(公式サイト)⇒ 宝酒造株式会社

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