兵庫県の県庁所在地・神戸市の地名は、現在の三宮・元町周辺が古くから生田神社の神封戸（じんふこ、租税・課役等の神社奉仕住民）集落“神戸（かんべ）”だったことに由来します。古くから兵庫港（大輪田泊／兵庫津）は国内東西航路・大陸交易の拠点として栄えてきましたが、1868年（慶應3年）に近隣の旧・神戸村に外国人居留地が置かれ後の神戸港が開港して一帯は急速に発展しました。日本の主要国際貿易港・神戸港の沿岸は阪神／播磨臨海工業地帯として日本有数の重化学工業集積地となっていて、市内には教育・文化・芸術等の施設も数多く立地しています。海と山の迫る東西に細長い市街地には、神戸港（神戸ハーバーランド等）・ポートアイランド・北野町山本通・トアロード・南京町・三宮・元町等の国際情緒溢れファッショナブルな観光名所・繁華街が連なり、六甲山地などの自然景観にも恵まれています。欧米でも名高い“神戸牛（一定基準の但馬牛）”・灘の清酒・チョコレート等の洋菓子などの名産品で知られ、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が何軒も残っています。