神戸の地名は、現在の三宮・元町周辺が古くから生田神社の神封戸(じんふこ、租税・課役等の神社奉仕住民)集落“神戸(かんべ)”だったことに由来します。神戸市中央区は、1980年(昭和55年)に葺合区(ふきあいく)とフラワーロード以西の生田区(いくたく)とが合併して生まれた神戸都市圏の中心部です。国内東西航路・大陸交易の拠点として古くから栄えた兵庫港(大輪田泊/兵庫津)近隣の旧・神戸村に、1868年(慶應3年)に外国人居留地が置かれ後の神戸港が開港して一帯は急速に発展しました。三宮・元町・トアロード・異人館が並ぶ北野町山本通・旧居留地・南京町・メリケンパーク・神戸ハーバーランド・ポートアイランド・六甲山地の布引の滝・生田神社・楠木正成を祀る湊川神社等の繁華街・観光名所が連なり、老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が何軒も残っています。
1885年創業、創業以来肉を扱う神戸牛の名店 モーリヤ本店
三宮駅から徒歩3分ほどの場所にある モーリヤ本店。1885年(明治18年)の創業以来、神戸牛・但馬牛・モーリヤ厳選牛を扱われている老舗牛肉店。現在は神戸で複数、そして京都でステーキ屋を運営されています。
こちらが店舗外観。神戸ビーフのお店だ、と大きく主張しています。
扉はこんな感じ。重厚感がありますね。
メニューは部位と牛によって値段が異なります。今回は高かったですが、神戸牛をチョイス。せっかくですしね。まずは前菜。ステーキの期待値が上がる美味しさ! モーリヤ本店さんは、目の前でステーキを焼いてくれる鉄板焼きスタイル。まずはガーリックチップづくりからはじまります。
ニンニクの出来上がりを眺めていたら、本日のkobe beefが来ました。素晴らしいサシ。
肉の紹介に続いてスープが出てきました。更に肉への期待値が上がる。肉をカットして1カットずつ焼いていきます。
サラダを食べつつ、肉の焼き上がりを待ちます。ソワソワしてきましたw。
肉がキター!良い肉はワサビで食べるのが好みなので、ワサビが出てきてテンションあがってます。神戸牛って、口に入れると一瞬でなくなっちゃうのな…。
次の肉が登場です。焼野菜付き。野菜も焼き加減が絶妙で美味しいな、と感じた記憶が薄っすらありますが、肉の美味しさの前に全てが霞んで見えましたw。
最後の肉。サシが多いのでややオイリーだけれど、全然食べられるな。神戸牛凄い。
肉の後はモヤシ炒め登場。次に来るあいつへの良いつなぎです。で、来ましたガーリックライス。神戸牛の味が乗り移ったガーリックライスは、下手すると世界一美味い奴かもしれない。コースの最後にドリンクが付いていたので、アイスコーヒー頼みました。コーヒー飲みながら美味しいステーキの味を反芻してました。また来たい、直ぐに来たい。
美味しかったなぁ、とまったりしていたところに目に入った紙ナプキン。MOPの後に逆のRって珍しい記載ですね。なんと読むんだろう。
神戸牛を専門店で食べるのは初めてだったんですが、肉は人を幸せにするよなぁ、と最後のコーヒーを飲みながら感傷に浸ってしいました。神戸牛をチョイスすると1.5万円~、と簡単に来ることが出来ないお店なのですが、何かの記念日にまた来たいな、と思いました。ちなみに伺ったのは、弊社の5周年記念日だったからで、来年もまた美味しいお肉が食べられるように頑張りたいなと心に誓ったのでした。
—— モーリヤ 本店 基本情報———-
〇創業年 1885年創業 / 明治18年創業
〇営業時間
ランチ 11:00~15:00
ディナー 15:00~22:00(L.O.21:00)
※不定休
〇住所
兵庫県神戸市中央区下山手通2-1-17
(公式サイト)⇒ 神戸牛ステーキレストラン モーリヤ