川端康成も愛した鈴傳(すずでん)の干物を食べ歩きで / 神奈川 江の島近辺 1800年代前半創業

神奈川・湘南エリアを代表する景勝地である江の島。江戸後期には江戸庶民の行楽地として栄えたこのエリアにも、何軒かの老舗が残っています。

1800年代前半創業、200年以上の歴史を持つ干物屋 鈴傳(すずでん)

江ノ島駅から徒歩3分程度の場所、江ノ島の対岸にある 鈴傳(すずでん)。詳しい創業年は分からないそうですが、1800年代前半の創業で既に200年以上の歴史をお持ちとのことです。川端康成が大好きだった干物やさんでもあります。ちなみにお店の向かいには、1830年創業の上州屋さんがある、歴史を案じられるエリアです。

という、鈴傳さんの外観はこちら。看板に創業200余年とあります。 店頭にはずらりと干物が並んでいます。 湘南たたみいわし、というソソる商品も。パッケージがカワイイ。 今回は店頭で焼かれていた、食べ歩き用の干物を購入しました。”あじ”と”いかとんび”それぞれ1本ずつ購入です。 目の前で焼いてくれている図。何だかお腹減りますねw。
焼き上がりました!左が”いかとんび”、右が”あじひもの”です。いかとんび = いかの口の部分だそう。いかとんびは食感と甘みが素敵で、あじはジューシーで美味い!

鈴傳さんは、小売りだけでなく食べ歩き用の串を販売し、オンラインで販売してくれており、大変ありがたいんです。干物は買った瞬間から、帰りの時間を考えなくてはいけなくなるので、買いたくても買えないシーンが結構ありまして(特に出張先だと、持って帰りようがないのであきらめるケースが多々)。店頭で串を食べ、気に入ったらオンラインで買うこともできる、素敵な時代だなぁ。

——- 鈴傳 基本情報———-
〇創業年 1800年代前半創業
〇営業時間
9:00~18:00
※水曜日 定休日
〇住所
神奈川県藤沢市片瀬海岸1-6-10
(公式サイト)⇒ 有限会社鈴伝商店|海産物加工商品(干物、乾物)を販売しているお店

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