横山大観が愛した醉心(すいしん) @醉心山根本店 / 広島 三原市 1860年創業 (万延元年)

広島県南部で尾道・竹原・東広島各市・世羅郡世羅町・愛媛県今治市に接する三原(みはら)市は、1936年(昭和11年)の御調(みつぎ)郡(旧備後国)三原町・糸崎町・2村・豊田郡(旧安芸国)2村合併で発足した旧市が、昭和中期5回の近隣村等編入を経て2005年(平成17年)に御調郡久井町・豊田郡本郷町・賀茂郡(旧安芸国)大和町と合併して現市となり、市域の東半分が旧備後国で西半分が旧安芸国です。三原の地名由来には旧市街地後背の桜山等の谷間に3本の川が流れ出た処の3つの原(湧原・駒ヶ原・小西原)説があります。錦鯉・蛸・蛸加工品・広島菜・松茸・メロン・梨・はと麦茶・銘菓(ヤッサ饅頭・三万石名城焼・八天堂くりーむパンん等)・パン(しゃりしゃりバターパン・ラグビーボール型メロンパン等)・醤油・酢・清酒・三原たこ丼等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の和菓子店・食品店・茶舗・醸造所(清酒・醤油・老舗ルーツの酢)などが残っています。

1860年創業、横山大観が愛した醉心を製造する 醉心山根本店

三原駅から徒歩12分ほどの場所にある 醉心山根本店。1860年(万延元年)に創業した酒屋さんです。元々は20の銘柄を保有する日本酒蔵でしたが、明治の中頃 2代目・山根英三氏の時代に、枕元に白髪の老人が現れ「醉心(よいごころ)」と命名するように伝え残したとされます。その後技術の向上と共に知名度があがり、いつのころか醉心=すいしん、と呼ばれるようになり、今は醉心(すいしん)が正式名称になっています。
この醉心は、日本画家・横山大観が好んで飲んだことでも知られています。ご飯をあまり食べなかった横山大観は、醉心で必要カロリーを摂るぐらい、醉心と共に過ごしていたとされています。

という、醉心のミニボトルがあったので買ってきました。プラカップが付いていて、直ぐに飲めるのが嬉しい。

ロゴ部分をアップでどうぞ。Suishinとアルファベット表記もあります。

パッケージ裏側です。広島のお酒は軟水で仕上げる蔵が多いんです。横山大観の好みの酒とも書かれています。

プラカップと共に。やや甘口な印象ですが、甘すぎないのでサラッと飲めます。

仕事で長い期間広島に通っていたため、私にとって日本酒といえば広島とインストールされています。醉心さんは広島市内でもよく見つかるとても知名度の高いお酒です。久しぶりに飲んだけれど、やっぱり水が合うというか、好きだなぁ。

↓醉心は楽天でも購入できますよ。

 

—— 醉心山根本店 基本情報———-
〇創業年  1860年創業 / 万延元年創業
〇営業時間
・10:00 – 12:00, 13:00 – 16:00
※土曜・日曜 定休日
〇住所
広島県三原市東町1-5-58
(公式サイト)⇒ 醉心の蔵元 醉心山根本店

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