総本家 貝新 新左衛門で、ふりかけ味付けひじき / 三重 桑名市 元禄年間(1688-1704年)創業

三重県桑名市は、桑名開発の祖である豪族・桑名首(くわなのおびと)の名に由来してその名がとられた街(諸説あり)。木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の河口に立地し、平安時代より京都周辺と尾張以東との間の物資輸送中継点として、桑名藩11万石の城下町・港町として、東海道53次の42番目・桑名宿として賑わいました。明治中期から昭和初期までは江戸期の桑名米会所を引き継ぎ大阪堂島・東京蠣殻町・山口赤間関と並ぶ主要米穀取引所のあった場所でもあります。七里の渡し場跡の伊勢国一の鳥居は伊勢神宮式年遷宮毎に建て替えられ、ナガシマスパーランド等の観光名所が数多くあります。「その手は桑名の焼き蛤」を生んだ蛤料理でも知られ、安永餅・八壺豆(多度豆)・都饅頭等の名物菓子も多く、歴史と現代とが交錯する中に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが数多く点在しています。

元禄年間創業、桑名名物・時雨蛤を製造販売する 総本家 貝新 新左衛門

三交桑名のバス停から徒歩5分ほど、桑名駅から車で12分前後の場所にある 総本家 貝新 新左衛門。元禄年間(1688-1704年)に、初代貝屋新左衛門氏が創業し、松尾芭蕉の高弟・各務支考が名物であった煮蛤を時雨蛤と名付けたとされています。貝新さんといえば、時雨で有名ですが、複数系統に分かれ中には東京に進出している店舗もあります(5系列あるのかな?)。

という、総本家貝新さんのイオンモール桑名店へやってきました。モール内なのに中々インパクトのあるサイズの店舗です。

こんな感じで時雨煮や佃煮等が並んでいます。美味しそうだなぁ。

今回、持ち物がマックスに近かったので時雨蛤は諦め、軽いサイズの商品として、ふりかけ味付けひじきを購入しました。
パッケージ裏側です。ひじきを醤油・砂糖・ごま。梅酢等で味つけたもの。ふりかけにしても最高でしたが、混ぜ込んでおにぎりも最高でした。

桑名生まれなもので、佃煮よりも時雨が身近でした。時雨と佃煮の違いが、主に生姜が入っているかどうか、というのを知ったのは割と最近のことですけれど。今回は時雨蛤買えず残念だったので、次の訪問時に買ってこようと思います。

—— 総本家 貝新 新左衛門 基本情報———-
〇創業年  元禄年間(1688-1704年)創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
三重県桑名市大字小貝須1555番地
(公式サイト)⇒ 三重県桑名「志ぐれ」オンラインショップ | 総本家 貝新

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