岩手県最南端で東北地方のほぼ中心に位置する一関市は2005年(平成17年)に3回目の近隣町村との合併で現様となりました。地名の由来には、平安後期に安倍氏が築いた一の関~三の関の砦説・平安末期に奥州藤原氏が設置した関所説・江戸期に田村氏が設置した関所説等があります。モクズガニ・磐井牛・曲がり葱等の特産物や田村の梅・厳美渓の綱渡し販売で知られる郭公(かっこう)だんご等の名物もあり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が残っています。
1903年創業、餅の街 一関で100年以上営業を続ける 菓匠 松栄堂
一ノ関駅から徒歩12分ほどの場所にある菓匠 松栄堂。1903年(明治36年)に、初代となる主馬蔵氏によって創業されました。創業当時は飴やパンなどを扱う駄菓子屋のような形態だったそう。その後和菓子職人である2代目の方が婿養子に入られ、徐々に今の形に近寄ってきたそうです。店名の松栄堂は、店舗近くに在る名松「三界の松」如く栄ゆる念願こめて命名されたとのことです。
今回はお取り寄せで購入致しました。買ったのは、胡麻、ずんだ、抹茶味の3種類入りのごま摺り団子。これ、めっちゃくちゃ美味しかったです。
パッケージにはこんな説明が。香ばしいごまの摺り蜜が団子に入っています。ですので、ごま摺り団子…!
ずんだクリーム団子、抹茶クリーム団子のことも説明が書かれています。このお団子、冷凍でやってきて、常温解凍で1-2時間が食べごろです。ちなみに解凍後は4日間で食べきる必要があります。
箱を開けるとこんな感じ。それぞれが4つ入りで入っています。
ずんだクリーム団子のアップがこちら。
これもずんだを撮った記憶があるんだけれど、中が黒い餡に見えるので、ごま摺りのほうかもw。
今回は、ごま摺り、抹茶、ずんだの3種類を購入し、事前期待は圧倒的に「ずんだ」だったのですが、食べ比べての感想はごま摺りの圧勝でした。このトロんとしたごまを摺った餡が最高に美味しく、別次元のお菓子になってました。ずんだも超美味しかったんですが、胡麻はさらにその上をいく驚きがあるんですよね。これは定期的に食べたいなぁ。
楽天でも3種類セット買えますよ。
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——-菓匠 松栄堂 基本情報———-
〇創業年 1903年創業 / 明治36年創業
〇営業時間
・8:30~18:00(月~土)
・9:00~18:00(日)
※定休日なし
〇住所
岩手県一関市地主町3-36
(公式サイト)⇒ 菓匠 松栄堂