進々堂のコロッケバーガーで、京都の旅を〆る / 京都 中京区寺町 1913年創業 (大正2年)

鴨川・堀川・高瀬川等が流れる京都市中京区(なかぎょうく)は、昭和初期に旧上京区南部と旧下京区北部とが合併して生まれました。染物・京友禅(きょうゆうぜん)産地として知られ、二条城・本能寺等の名所旧跡や祇園祭・時代祭・鴨川をどり等の年中行事が多くの観光客を集め、花街・歓楽街の先斗町(ぽんとちょう)や京都独特の生鮮食材・乾物・漬物・おばんざい等の専門店が集まる錦市場(にしきいちば)が賑わっています。区内各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが何軒も残っています。

1913年創業、日本で初めてパリへパン留学をした創業者につくられた 進々堂

市役所前駅から徒歩6分ほどの場所にあるベーカリー 進々堂 寺町本店。1913年(大正2年)に、続木斉(つづきひとし)氏によって創業されたベーカリーショップです。創業者の続木斉氏は、フランスパンにあこがれ、日本人として初めてパリへパン留学をした方でもあります。

こちらが店舗外観。レンガが印象的な、ヨーロッパを感じるお店。

寺町店は、レストラン及びイートインができるスペースと、販売スペースの2つを備えています。今回は新幹線の時間が迫っていたので、パンを購入して持ち帰りとしました(時間に焦り、店舗内の写真をこの1枚以外撮り漏れ…)。

進々堂さんは、フランスパンをはじめとしたハード系の本格パンと、日本的なお総菜パンの両方を販売されていました。今回はコロッケパンをチョイス。コロッケ、自家製ソース、ザワークラウト風のキャベツのバランスが良く美味しかったです。学生時代近くにあったら、部活帰りに毎日買いに行きそうw。京都でパンと聞くと、関東の方には以外に聞こえるのかもしれませんが、京都市は神戸市と並ぶパン大国。年によって多少の前後はありますが、総務省の家計調査でパンへの出費額の多い都市のトップ2がこの両市なんです。
そんな京都のパンを支えてきた1つが、今回ご訪問の進々堂さん。滞在時間が短かったので、進々堂さんの楽しさの一端しか体感できませんでしたが、ハレの日用のハードパン、ケの日用のお総菜パンの両方を扱われていて、深掘りし甲斐がありそうなお店でした。次回の京都訪問時も寄ってパンを買いたい!

—— 進々堂 基本情報———-
〇創業年 1913年創業 / 大正2年創業

下記は、本店である寺町店の情報となります。
〇営業時間
▼レストラン・イートイン
・7:30~19:00
・モーニング 7:30~11:00
・ランチ 11:00~19:00(O.S 18:30)
※イートインは11:00~14:00は利用不可
▼ショップ
・7:30~20:00
※年中無休
〇住所
京都府京都市中京区寺町通竹屋町下る久遠院前町674
(公式ページ)⇒ 進々堂

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