あのイチロー選手も食べた、品川屋海苔店の東京湾の海苔 / 東京 品川 1912年創業 (大正元年)

東海道五十三次、最初の宿場町 品川宿として栄えた品川エリア。過去も現在も東京の玄関口である品川にも、いくつかの老舗が残っています。

1912年創業、あのイチロー選手も食べた海苔を販売する 品川屋海苔店

京急新馬場駅から徒歩6分、品川駅から徒歩20分弱の場所、旧東海道沿いにある 品川屋海苔店。1912年(大正元年)創業の同店は、当初は品川近辺で収穫した海苔の販売を行っておりました。昭和30年以降、埋め立てにより品川で海苔が採れなくなったため、現在は同じ東京湾に面している、千葉の木更津や富津の海苔を使っていらっしゃるそうです。

という品川屋海苔店さんの外観はこちら。焼のりのピンクのノボリが目立ちます。

中に入って最初に飛び込んできたのは、イチロー選手と貴乃花親方のサイン!お店の方にお伺いしたところ、御二人の行きつけのお寿司屋さんが、品川屋海苔店さんの海苔を使っており、そのきっかけでサインを頂いたそう。お店の方は「店舗にいらっしゃっていただいたことはないですが、確かにイチローさんには海苔を食べて頂いています」とのこと。他にもヒルナンデス出演時のサインや、加山雄三さんのサインも。有名人率が高い…!色々お話をして「老舗を回っているです」とお話したところ、昔の写真あるよ、と色々見せて頂きました。こちらは品川沖で海苔を採っている写真。この海苔漁は明治以降の埋め立てにより段階的になくなっていき、昭和30年頃にはほぼ無くなってしまったそう。こちらが創業当時の店舗のお写真。カッコいいお店だなぁ。ということで、買ってきました。まずは味のり。あっさり目で美味しい。そして焼き海苔。東京湾の海苔を使った江戸前の海苔です。パッケージがお土産っぽくて良いですね。パリパリしていて美味しかったです。

品川屋海苔店さん、上述したように、今も東京湾の海苔にこだわりって販売されていらっしゃいます。海苔と言えば有明の印象が強いですし、東京の海苔屋さんも、高級海苔の代名詞として有明産を使っているお店が多いです。だからこそ、東京湾という個性が際立っていて素敵だなぁ、と思いました。今度味比べもしてみたいなぁ。

——- 品川屋海苔店 基本情報———-
〇創業年  1912年創業 / 大正元年創業
〇営業時間
9:00~19:00
※日曜・祝祭日 定休日 (繁忙期は除く)
〇住所
東京都品川区北品川2-26-19
(北品川商店街 公式ページ)⇒ 品川屋海苔店 | 北品川商店街

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