東京都多摩地域北西部の青梅(おうめ)市は、東部以外は丘陵・山地で、市内を東流する多摩川の谷口集落がかつて青梅街道の青梅宿として栄えました。地名由来には“将門誓いの梅”伝説(平将門が天ヶ瀬の金剛寺で馬の鞭に使用の梅枝を地に挿して“我願い成就あらば栄ふべし、しからずば枯れよかし”と願掛けしたところ、根付き結実し夏過ぎまで実は熟さず青く枝に残った)による等の諸説があります。ヤマメ等の渓流魚・山葵漬・蒟蒻・豆腐・梅製品(菓子・ワイン等)・清酒(澤乃井)・トウキョウX肉うどん・和洋菓子(へそまんじゅう・酒まんじゅう等)などの特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店・酒蔵などが残っています。
1702年創業、東京有数の歴史を持つ澤乃井で知られる 小澤酒造
沢井駅から徒歩3分ほどの場所にある 小澤酒造と、その売店・レストランである 澤乃井きき酒処。澤乃井で知られる酒造メーカーです。詳しい歴史はわからないそうですが、1702年(元禄15年)にはお酒作りをしていることが古文書で確認できるため、小澤酒造さんはこの年を創業年とされています。
という、小澤酒造さんの外観です。本社側は日曜日お休みなので外観だけで。
その横の脇道はこんな感じ。昔ながらの風景が感じられて素敵ですね。
そんな本社の道路を渡った向かい側に、澤乃井きき酒処があります。こちらは土日もオープンしていて、カフェ・売店やレストランがあるんです。
中に入りました。公園のような憩いの場になっていて、左に行けばカフェ、右側がきき酒処、まっすぐ進むと飲食スペースと売店があります。
食べ物は食券を買って食べるスタイルです。
こちらは売店です。澤乃井の各種お酒がずらりと並んでいます。
全部が美味しそう。一部銘柄は味見もさせて頂けます。
銘柄の説明や値段はこんな感じで並んでいます。
色々悩んだ結果、今回は花見新酒という春限定のお酒を買ってきました。
ロゴ部分をアップでどうぞ。
精米歩合65%の醸造アルコールを添加しているタイプです。
花見新酒は、春らしい華やかな香りがするさわやかなお酒で美味しかったです。澤乃井はあまり飲んだことがなかったのですが、色々と試してみたくなりました。と、今回はお酒の購入のみで、ご飯も食べれなかったしカフェも行けなかったのですが、相当雰囲気のようスペースだったので、またの機会に遊びに行きたいなぁ、なんて思いました。
———澤乃井 (小澤酒造) 基本情報———-
〇創業年 1702年創業 / 元禄15年創業
※以下は売店・レストランである 澤乃井きき酒処の情報です
〇営業時間
・10:30 – 16:30
※月曜日 定休日
〇住所
東京都青梅市沢井2丁目770
(公式サイト)⇒ 澤乃井-小澤酒造株式会社(東京都青梅市)