さかくら総本家の、重厚でカッコよい海軍羊羹とバター入りどら焼き / 神奈川 横須賀市 1891年創業 (明治24年)

神奈川県横須賀市は、県南東部の三浦半島の大半を占めており、長い海岸線と須賀(砂州の意味)が地名の由来。東京湾の入口に立地し江戸時代から国防拠点とされ、1853年(嘉永6年)にはマシュー・ペリー率いる米国海軍東インド艦隊4隻の黒船が浦賀沖に来航し、1860年(安政7年)には咸臨丸が浦賀港を出港しました。明治以降は大日本帝国海軍横須賀鎮守府を擁する軍港都市として栄え、現在も米国海軍や海上・陸上自衛隊の基地・教育施設がある一方で、重厚長大産業等の大工場も集積しています。東京湾唯一の自然島である猿島・観音崎灯台等の名所やご当地名物の海軍カレー・ソフトフランス等で知られ、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が何軒も残っています。

1891年創業、海軍御用達の和菓子店で海軍羊羹を製造・販売する さかくら総本家

横須賀中央駅から徒歩1分の場所にある さかくら総本家 。1891年(明治24年)に、東京の神田岩本町で菓子問屋をしていた坂倉伊之助氏が、横須賀に移り「金ちゃん」の中でお菓子の製造販売を始めたことで、その歴史が始まりました。創業された場所は今の場所から道一つへだてた場所だったそうですが、横須賀中央駅広場の完成と共に今の場所に移られたそう。

という、さかくら総本家さんの外観。看板に創業明治二十四年とあって分かりやすいですね。と、海軍羊羹の旗がカッコよい!

店内に入りました。かなり沢山のお菓子を販売されています。

今回狙っていたのはこちら、海軍羊羹。人気No.1の商品です!

購入すると、こんなカッコい袋に入れてもらえます。ちょっとテンションあがりますね。

せっかく訪問したので、もう一品買いました。それがこのバター入りどら焼き。

外見はまあ、どら焼きです。

半分に割った図。バタークリームがタップリ入っており、濃くって美味い。これは見た目よりガツンときて良いですね。
そして海軍羊羹です。箱も超カッコよいのですよ。商品名の銀の箔押しポイント高いですね。 裏側には海軍羊羹の説明が。海軍御用達であったさかくら総本家さんに対して、海軍からの「長期保存できる甘味品」の依頼があり羊羹を開発。その羊羹を再現したのがこの「海軍羊羹」なのです。 今回はみんなで食べたので、小さく切り分けて食べました。昔ながらの甘くて力強い羊羹。美味しさも甘みもギュッと詰まっててかなり好み!

さかくら総本家さんへ伺ったのは実は約1年前の2019年9月…、なのですが、このタイミングまで記事公開が遅れてしまいました。理由はシンプルで、「羊羹があまりに日持ちするから、食べるのが後回しになってしまった」からなのです。9月に買った羊羹の日持ちが2020年8月と約1年も持つのです。昔ながらの製法で作られた羊羹って、美味しいし日持ちもするし凄いですね…。美味しかったし、いざという時の食品にもなりそうなので、家に常備しようかな、なんて思ってますw。

——— さかくら総本家 基本情報———-
〇創業年 1891年創業 / 明治24年創業
〇営業時間
・10:00~18:00
※元旦 定休日
〇住所
神奈川県横須賀市若松町3-18
(公式サイト)⇒さかくら総本家 ホームページ

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