佐原 虎屋菓子舗の芋ようかん / 千葉 佐原 1657年創業 (明暦3年)

千葉県の北東部に位置し、関東三大祭りの一つ「佐原の大祭」が行われる佐原(現、香取市)。古くから水郷の町として栄えたこの町には多くの老舗が残っています。

1657年創業、地域の名産サツマイモを使った芋羊羹で有名な佐原 虎屋菓子舗

JR佐原駅から徒歩10分程度、佐原の中心地である忠敬橋から徒歩2分程度の場所にある佐原 虎屋菓子舗。創業は1657年(明暦2年)と、400年以上の歴史をおもちのお店です。佐原 虎屋菓子舗さんは、地元の名産品を使った和菓子を沢山用意されています。

こちらが店舗外観。割とコンパクトなお店ながら、かなりの種類の和菓子を提供されています。

ショーケースはこんな感じ。芋羊羹が1番人気、と書かれています。

今回は2つ購入。1つ目は千葉の名産である落花生を使った、楽菓最中。ピーナッツの形にした最中です。

外観はこんな感じ。中身を出すと落花生の形をしてました。もなかは色んな形があって楽しいですよね。

この最中、中身は白あんにピーナッツの味が練り込んであるそう。それに加えて、柔らかく煮たピーナッツも。これ、ピーナッツ好きの人、ほんと喜びそうな味。

そして、佐原虎屋さんと言えば、の名物が、地元佐原の名産であるサツマイモを使った芋羊羹。

こんな感じの笹っぽい感じのパッケージにはいってます。

開けるとアルミのパッケージ出てきました。北総台地で取れたサツマイモを素朴でヘルシーな昔ながらの味わいで、ということらしい。

切り分けるとこんな感じです。

芋羊羹といえば浅草の舟和さんが有名かと思うのですが(私の大好物です)、舟和さんのと比べるとかなりあっさり。
なので、一口目は正直あれ?感があったんですが、食べ進めるとこの軽さが食べ易さでもある事に気が付き、舟和さんとは別種別の芋羊羹としてかなりイケてることに気が付きました。イメージとしては舟和さんが普通の練り羊羹ならば、佐原 虎屋菓子舗さんのは水羊羹に近い感じ。
これはどっちが美味しいか、というよりも、どちらが好みに近いか、かなぁと。

少し芋羊羹を語ってしまいましたが、季節と地物にこだわる佐原 虎屋菓子舗さんは、個人的にかなりのお気に入りになりました。場所が場所だけに行きづらいのが問題ですが…。
今度は佐原の大祭の時についでに寄ろうかと思います。

———佐原 虎屋菓子舗 基本情報———-
〇創業年 明暦3年 / 1657年創業
〇営業時間
8:30〜18:30
※水曜日 定休日
〇住所
千葉県香取市佐原イ1717-2
(食べログ)⇒虎屋菓子舗 – 佐原/和菓子 [食べログ]

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