ぱんやのパングワンで、ペンギンのパンを買う / 世田谷区三軒茶屋 1903年創業 (明治36年)

世田谷区中央部の三軒茶屋(さんげんぢゃや)は、かつて荏原郡中馬引沢村(なかうまひきさわむら)・下馬引沢村・太子堂村等の一部で、1932年(昭和7年)の世田谷区発足時に正式に現地名となりました。江戸中期以降に社寺参詣者で賑わった大山道(大山街道、現国道246号線)と登戸道(現世田谷通り)との追分(分岐)付近に並んでいた三軒の茶屋(信楽<後に石橋楼>・角屋・田中屋)が地名由来です。駅前にはエコー仲見世商店街等の昔ながらの街並みも残り、町内には老舗の寿司屋・パン屋・食品店などが残っています。

1903年創業、三軒茶屋で最も歴史あるベーカリー ぱんやのパングワン

三軒茶屋駅から徒歩6分ほどの場所にある ぱんやのパングワン。1903年(明治36年)に創業された、三軒茶屋で最も歴史あるベーカリーです。長らく精養堂の名で営業され、2013年(平成25年)にパングワンへリニューアル。2018年(平成30年)に職人さんの体調不良と人員不足で休業されましたが、2019年に無事復活を果たされました。

という、ぱんやのパングワンさん外観です。パングワンとはフランス語でペンギンの意味で、ペンギンがあちらこちらに隠れています。

店内に入りました。15時閉店と早めにしまるお店なので、ランチタイム後に伺うと既に売り切れの商品も沢山ありました。

年末にお伺いしたので、シュトーレンも置いてありました。

こちらが購入したものです。左上からシベリア、パングワン(ペンギン型のパン)、ハムカツサンドです。

まずは代表的な商品、パングワンから。こちらはざっくりいうとクリームパンで、少し苦味の利いたパン生地との相性がばっちりです。可愛い上に美味しい。

お次はシベリアです。見つけるとつい買いたくなっちゃいます。カステラ&羊羹ですね。

ラストがハムカツサンドです。コッペパン部分の美味しさはもちろんのこと、このたっぷり脂なハムカツが最高でした…!

パングワンさんは、老舗パン屋さんの持つノスタルジーな雰囲気を担保しつつも、現代的なオシャレさも同時に持っている素敵なパン屋さんでした。価格も手頃なのが嬉しいです。良いパン屋さんのある街って、住みたくなっちゃいますよね。

——— ぱんやのパングワン 基本情報———-
〇創業年 1903年創業 / 明治36年創業
〇営業時間
・10:30~15:00
※日曜日・月曜日 定休日
〇住所
東京都世田谷区三軒茶屋1-36-15
(公式サイト)⇒三軒茶屋駅から徒歩2分のパン屋ならぱんやのパングワン

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