香のもの処 大森屋・しょうゆ豆ともろみ漬 / 香川 高松市 1923年創業 (大正12年)

香川県の県庁所在地である高松市は、江戸時代は高松松平家(水戸徳川家の分家)が治める高松藩の城下町として、瀬戸内海に面する港町として栄えました。高松の由来には高松郷(現・古高松地区)辺の大きな高い松による等の諸説がありますが、1588年(天正16年)に豊臣秀吉家臣の生駒親正が高松郷西方の現在地に築いた城が高松城と称され城下町の地名にもなったようです。日本三大水城の一つである高松城(玉藻城)址・栗林公園・仏生山法然寺・屋島等の観光名所が多数あります。香川県は、“讃岐うどん”で知られて生産量・消費量が日本一の“うどん県”ですが、高松市にも老舗のうどん店等の飲食店・和洋菓子店・食品店が多数残っています。

1923年創業、漬物と讃岐の名産品を扱う 大森屋

兵庫町のバス停から徒歩1分ほど、高松駅から徒歩9分ほどの場所にある 大森屋。場所的には1926年創業のさぬき麺業さんの兵庫町本店さんのお隣です。1923年(大正12年)に、漬物店として創業されました。祖業である漬物を中心に讃岐の名産品を多数扱われています。

という、大森屋さんの外観です。大森屋さん独自のとうざぶ郎漬け等の漬物を中心に、うどんや和三盆等、香川らしい商品が並んでいます。

今回はさぬき名物・もろみ漬け&しょうゆ豆を買ってきました。

まずは、もろみ漬からです。香川県特産の金時人参等を、瀬戸内のお塩とたまり醤油で漬けています。

原材料名をアップで。大根・金時人参・ごぼうが入っています。

切り分けた図です。金時人参の甘みが美味しかったです。
そしてもう1つが、香川といえばのしょうゆ豆です。

原材料は、そら豆・三温糖・しょうゆ・唐辛子のみ。そら豆を炒ってから、しょうゆダレに漬け込んで仕上げます。
この素朴な味が、ほんと美味しいんだよなぁ。大森屋さんのはちょっとピリ辛仕上げになっています。永遠に食えるw。

こんなショップカードも入っていました。

ショップカード裏側です。本店以外に、ゆめタウン高松、高松三越にも店舗を構えられています。商品自体は高松空港でも購入できますよ。

香川といえば、個人的にはしょうゆ豆なんです。真っ黒なので、塩っ辛いと思われがちですが、塩味はそこまででもなく、そら豆をしっとりとさせ、旨味を引き出してくれている感じです。個人的に、どのお店のしょうゆ豆がベストまで探せていないのですが、大森屋さんのもOne of the Bestな味がしました!

——-香のもの処 大森屋 基本情報———-
〇創業年  1923年創業 / 大正12年創業
〇営業時間
・10:00-19:00
※1/1-1/3定休日、不定休あり
〇住所
香川県高松市兵庫町10番地3
(公式サイト)⇒ 香のもの処 大森屋 【公式】 漬物・佃煮などを主に讃岐の名産品などをご紹介|香川県 高松市 兵庫町

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