新妻屋本店の繭玉まんじゅうと下馬将軍 / 群馬 前橋市 1882年創業 (明治15年)

群馬県の中南部で県庁所在地の前橋市。江戸時代は前橋藩で、1601年(慶長6年)から約150年(9代)に亘り徳川氏譜代の酒井氏治世で、その後に姫路藩から移った松平氏、明治直前に松平氏が再度復帰するまでの99年間は川越藩前橋分領でした。かつての車川(現在の利根川辺り)の“駅家(うまや)の橋”に因んだ古くからの地名の“厩橋(まやはし)”を“前橋”に改称したのは第4代藩主で幕府大老を務めた酒井忠清の頃と伝わります。農業や乳用牛・豚等の畜産業も盛んです。豚丼・ソースかつ丼等の特産豚肉料理や焼きまんじゅう等の名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1882年創業、銘菓・下馬将軍等で知られる 新妻屋本店

前橋駅から徒歩5分ほどの場所にある 新妻屋本店 下馬将軍本舗。1882年(明治15年)に、群馬県前橋市に和菓子店を創業され、今も前橋市内で2店舗を営業されちれています。銘菓・下馬将軍で知られる同店ですが、このお菓子の名は前橋藩主・酒井雅楽頭忠清の異名で、3代目のご主人がこの名を使い地元の素材で作ったことが始まりとのことです。

という、新妻屋さんの外観です。歴史を感じさせつつも、モダンな印象もある入り口になっています。

少し斜めに撮った図。銘菓・下馬将軍の看板が立っています。

入り口には季節の生菓子も。いいなぁ、毎シーズン通いたくなりますね。

店内に入りました。お菓子がずらりと並んでいます。

銘菓・下馬将軍はディスプレイ上部に並んでいました。

ディスプレイ下部はこんな感じ。沢山あって迷っちゃいますね。

今回は下馬将軍と、繭玉まんじゅうを購入しました。

こちらの繭玉まんじゅうは、2代目のご主人が作ったお菓子とのこと。富岡製糸場のある群馬県は、生糸も有名ですものね。いわゆる薯蕷饅頭で、素朴な味で美味しかったです。

そして、下馬将軍です。

パッケージ裏側です。繭玉まんじゅう、下馬将軍等の名物の説明が載っていました。

一つ取り出した図です。

こちらがパッケージ裏側です。下馬将軍の由来が書かれています。

少し割れてしまいましたが、中身はこんな感じです。いわゆる玉子煎餅の一種ですね。

下馬将軍も繭玉まんじゅうも、昔ながらの懐かしい甘さでとても美味しかったです。童心に帰れる味ですね。代表銘菓である2品も美味しかったですし、今回購入できていませんが、季節の生菓子もとても美味しそうでした。素敵な和菓子屋さんはシーズン毎に通いたくなりますね。

—— 新妻屋本店下馬将軍本舗 基本情報———-
〇創業年 1882年創業 / 明治15年創業
〇営業時間
・9:00~19:00 (土・日・祝は18:30まで)
※水曜日 定休日
〇住所
群馬県前橋市表町二丁目19-9
(公式ページ)⇒ 御菓子司 新妻屋 群馬県前橋市の和菓子店

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