安永餅の永餅屋老舗 / 三重 桑名 1634年創業 (寛永11年)

平安時代から東西の交通の要所として栄え、江戸時代には東海道の宿場町として知られた三重県桑名市。「その手は桑名の焼き蛤」という言葉遊びも生まれた名物ハマグリの老舗はもちろんのこと、食事処、和菓子屋さん等、多くの老舗が残っています。

1634年創業、桑名の代表銘菓 安永餅を販売する 永餅屋老舗

桑名駅から徒歩4分ほどの場所、国道一号線沿いにあるのが永餅屋老舗。1634年(寛永11年)に、桑名宿 安永立場で「やすながや」として創業されました。この地で販売された安永餅は、参勤交代で訪れた諸大名や、お伊勢参りの旅人に愛された、細長いお持ちです。当時は、「ともち」や、「牛の舌もち」とも呼ばれていたそうです。

こちらが永餅屋老舗の外観。味のある看板の下にリニューアルしてキレイになった和モダンなお店が入っています。明治27年にこの場所に移られました。 店舗に入ると安永餅がずらっと並んでいます。はまぐりサブレーと都饅頭もよく知られたお菓子です(私の地元なので、詳しいのですw)。 こちらがその安永餅。細長いお餅なんです。細長いお餅の中に粒あんが入っており、そのお餅を焼き上げているので、香ばしい香りがします。オーブンで温めるともっと美味しくなるんですよ。

安永餅は松平定信が考案したという伝承もありますが、史料等は残っておらず詳細は分かっておりません。が、この細長いお餅は、桑名だけでなく、四日市や鈴鹿にも同型の細長いお餅が販売されており(四日市なら「なが餅笹井屋」が有名ですね)、桑名というより三重県の北東部でかなりメジャーなお菓子なんです。
その中でも圧倒的知名度なのが、今回訪問した永餅屋さんで、子供のころから永餅屋さんのCM

桑名名物安永餅 お口の中で溶けちゃうよ 永くておいしい安永餅 安永餅の永餅屋 おいしーい

は、何度も見聞きしているんです。お店に入った瞬間に、メロディーを思い出し、子供のころの記憶って怖いなw、と思いました。もう20年以上はCMに触れていないはずなのに、今も歌えてしまうんです。凄くないですか。少し関係ない話を最後に書いてしまいましたが、桑名にいらっしゃった際には、ぜひ食べてみてください。我々のソウルフード的食べ物の一つです。

——–永餅屋老舗 基本情報———-
〇創業年 寛永11年創業 / 1634年創業
〇営業時間
8:00~19:30
※年中無休
〇住所
三重県桑名市有楽町35
(公式サイト)⇒ 永餅屋老舗

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