長木屋の川幅うどんは、うどんというか帯みたいな麺w / 埼玉 鴻巣 1891年創業 (明治24年)

鴻巣は関東・九州などに複数存在する古代からの地名で、由来には諸説ありますが不詳です。埼玉県鴻巣市は、江戸入封の徳川家康が鷹狩の宿舎として鴻巣御殿を造営し、中山道の旧鴻巣宿(現・北本市)が移転してきて宿場町として栄えました。雛人形の産地として約400年の歴史を持ち、江戸十軒店(現・東京都中央区日本橋室町)・越ヶ谷(現・埼玉県越谷市)とともに関東三大雛市として栄えてきて今に至ります。昭和20年代から農村部で花卉園芸栽培が盛んとなり、ポピー栽培面積は日本一です。東京のベッドタウンでもある市内には老舗店が残っています。

1891年創業、川幅日本一の鴻巣市で川幅うどんを提供する  長木屋

鴻巣市から徒歩10分ほどの場所にある 長木屋。1891年(明治24年)に創業されたうどん屋さんです。鴻巣市といえば、川幅が日本一の街として知られています。うどん屋さんである長木屋さんは、川幅をイメージした川幅うどんを販売されています。

こちらが長木屋の外観。ちょっとした一軒家風の見た目です。

店頭にはメニューが。丼とのセットもあってお得ですね。

店内に入りました。昔の長木屋さんの写真やこだわりの説明が。

一般的なうどん屋さんのメニューもあるのですが、今回は川幅うどんを食べに来たのです。川幅うどんにも色んなバリエーションが。メニューの下のほうに書いてありますが、川幅日本一になったのは平成20年のことなので、メニューとしては相当新しいですw。

今回は川幅御三家うどんをオーダー。鴻巣は日本一の水道管でも有名なのですが、それをちくわで表現。お花畑を彩豆腐で、雛壇ピラミッドを玉子焼きで表現という、鴻巣オールスターになっています。

で、なんで川幅うどんかというと、こんな感じなのです。凄くないですがこれw。このサイズ、うどんなのかどうなのかw。ちょっと食べづらいものの、麺好きとしてはかなり気に入りました。

帰り際、日本一の川幅を見に行きました。これが橋を渡っている途中の川幅2537メートルです。川幅、といいつつ川の横幅が広い、というよりも超長い河川敷が広がっている、って感じ。これが川幅かは、そう定義付けた人が偉い、としましょう。僕みたいに見に来る人もいますからねw。

川幅うどん、若干のネタメニューではあるものの、麺好きの僕にはかなりのヒットでした。やや食べづらい感じけれど、麺の美味しさがダイレクトに伝わる感じがあって美味しかったです。1905年の木村屋製菓舗さんの川幅どら焼もそうですが、川幅を名物にしようという気概が個人的に大好きです。面白いだけでなく、美味しくなっているのもポイント高いですね。

——-長木屋 基本情報———-
〇創業年 1891年創業  /  明治24年創業
〇営業時間
・11:30〜14:50
・17:00〜19:50
※木曜日 定休日
〇住所
埼玉県鴻巣市本町5-5-2
(公式サイト)⇒ 手打うどん 長木屋

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