ミツカンのお酢と、新ブランドZENBを食べる / 愛知 半田市 1804年創業 (文化元年)

愛知県の尾張地方で知多半島東海岸中央部の半田市は、かつての“坂田(さかた)”が“はんだ”と読まれるようになったとの説があり、江戸時代の市域は、尾張藩・犬山城主成瀬氏(後に犬山藩立藩)・寺社の各所領でした。古くからの醸造業(酒・醤油・味噌等)が江戸中期頃から興隆して、18世紀末頃には清酒醸造が発展し、19世紀初頭(文化年間)に初代中野又左衛門が酢醸造(現・中埜酢店等のMizkan Holdingsの祖)を始めた場所です。生せんべい・醸造物使用の和洋菓子など名物も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1804年創業、握り寿司文化発祥の一端を担う ミツカン

知多半田駅から徒歩12分ほど、名古屋駅から車で50分前後の場所にある ミツカン。1804年(文化元年)に、中埜(中野) 又左衛門氏が創業したお酢専業メーカーです。中埜氏は元々造り酒屋の生まれで、江戸で出会ったお寿司とお酢の可能性を感じ分家独立したのがミツカンのルーツとなります。 その当時流行り始めていた握り寿司は米酢で作られていましたが、又左衛門氏は酒粕からお酢を作る粕酢 = 赤酢のほうが、米酢と比べ安価で独特の旨味があり寿司に合うと考え、粕酢づくりに邁進します。半田のある知多半島は、海運で江戸に運びやすかった事情もあり、ミツカンの作っていた粕酢・山吹は江戸で爆発的なヒットを記録し握り寿司文化の発展に寄与しました。握り寿司の開祖である華屋与兵衛氏の子孫は「鮓に使うのは尾州半田の山吹」と称え、北大路魯山人も「最上の酢」として愛知の赤酢・米酢を挙げています。

というミツカンのお酢です。ここまで書いておいて買ってきたのが穀物酢でごめんなさい。 穀物酢は小麦・米・コーン等で作られています。 安価に買える普及品としての存在感は凄いですよね。

というミツカンは2019年に新ブランドZENBを立ち上げています。素材の皮や種まで全部使う、がネーミングの由来です。メインとなるのは黄えんどう豆を使った麺&パスタですね。

ということでZENBのセットを購入しました。今回はパスタソースとのセットをチョイス。まるごとって、あたらしい、のコピーがZENBっぽいですね。

今回は3種類のソース入りのを買っています。

まずは、きのこのベジクリームソースから。
パスタはもちろんZENBヌードルです。普通に美味い。これで健康的って最高ですね。

そして、ミニトマトのアーリオ・オーリオ。 見た目綺麗に撮れずでごめんなさいですが、かなり美味しい。

ラストはミニトマトの濃厚ソースです。

ZENBヌードルは、グルテンフリーで糖質30%オフ、食物繊維豊富、かつ美味いのでダイエットマンには向いているなと思っています。1袋(4人分)1000円前後の価格帯をどう捉えるか、はありますけれど。外食よりは断然安いがパスタと比較するとちょい高めです。というZENBのチャレンジもそうですが、創業時からチャレンジ精神に溢れる会社というのが凄いですよね。

↓ZENBは楽天でも購入できますよ。ソース付きはかなり便利です。

—— ミツカン 基本情報———-
〇創業年  1804年創業 / 文化元年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
愛知県半田市中村町2-6
(公式サイト)⇒ ミツカングループ – やがて、いのちに変わるもの

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です