元祖小倉アイスを、甘味処みつばちで / 東京 文京区湯島 1909年創業 (明治42年)

文京区湯島はかつて湯島郷と称され、地名の由来には、江戸時代以前には不忍池(しのばずのいけ、台東区上野公園)が海と繋がっていたらしく海からは島のように見えた等の諸説がありますが真偽は不明です。江戸幕府の学問の府だった湯島聖堂・合格祈願の受験生で賑わう湯島天満宮・春日局墓所の麟祥院等の名所が点在しています。東京医科歯科大学及び付属病院が所在し、近隣の文京区本郷には順天堂大学及び付属医院や東京大学医学部付属病院がある、医療機器・器具等の会社の集積地。湯島天満宮周辺や台東区上野方面への春日通り沿い一帯は飲食店街・歓楽街で、老舗の飲食店・和菓子店も残っています。

1909年創業、小倉アイス発祥のお店  甘味処みつばち

湯島駅から徒歩2分ほど、御徒町駅から徒歩6分ほどの場所にある 甘味処みつばち。1909年(明治42年)に、嶋田当与氏が氷業として創業したことが始まりです。甘味処みつばちといえば、小倉アイス発祥のお店として知られています。小倉アイスは、嶋田 当与夫妻が売れ残った小豆を、アイスクリームを作る桶に保存したことをきっかけに生まれました。小倉アイスの名は、近くのお店の「こくりょう」氏が「あずきの羊羹を小倉羊羹というから、小倉アイスが良かろう」と言われたことから命名されました。

という、みつばちさんの外観です。こちらは通りに面したテイクアウトの受付口です。イートインスペースは、こちらの右側から入ることが出来ます。

入り口にはディスプレイが。みつばちさんは、入ってすぐのレジで最初にオーダーする形式なので、このディスプレイと睨めっこして良く検討が必要です。

レジ前の上部にも所狭しとメニューが。

今回は、小倉みつ豆をオーダー。

黒蜜をかけた図です。元祖の小倉アイスは、甘さやや抑えめなので黒蜜かけて甘くして食べるとちょうど良くなります。大変美味しい。

こちら、同行者がオーダーしていた、季節のみつ豆。紫芋だったような気がする(失念…!)。こちらも黒蜜甘みブーストして食べます。

世界に伝えたい日本の老舗、という記事が貼られていました。反射して移るおじさんのことは忘れてあげてください。

店舗の絵も飾られていました。どこかしらに感じるノスタルジーがとても良い。

ここからは2015年訪問時の写真となります。夕暮れ時にお伺いしております。
IMG_9883

オーダーしたのものその1、小倉アイス。こちらも黒蜜かけて頂きました。IMG_9880 (1)

オーダーその2はぜんざい。寒い季節だったので、アイスの後にぜんざいで温まりましたw。
IMG_9875

みつばちさん、久しぶりの訪問となりましたが、いつきても変わらないノスタルジーと、優しい甘さを体験できる癒しスポットでした。本当にタイムスリップした気持ちになれますよ。次回は少し寒い季節に、再びアイス&ぜんざいのコンボを決めたい。

———甘味処 みつばち 基本情報———-
〇創業年 1909年創業 / 明治42年創業
〇営業時間
【平日】
・売店
11月~2月 11:00~21:00
3月~10月 10:00~21:00
・喫茶
11月~2月
11:00~20:00 (LO) 21:00  退店
3月~10月 10:30~20:00 (LO) 21:00 退店
【土曜日、日曜日、祭日、祝日】
・売店 10:00~21:00喫茶 10:30~20:00(LO) 21:00 退店
・[土] 17:00~20:30(L.O)
※日曜・祝日 定休日
〇住所
東京都文京区湯島3-38-10 ハニービル 1F
(公式サイト)⇒ 甘味処 みつばち|甘味処|【公式】歴史ある黒蜜のお店

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