長野県中部(中信地方)の安曇野(あづみの)市は、江戸時代は松本藩領で、2005年(平成17年)に南安曇郡豊科町・穂高町・堀金村・三郷村・東筑摩郡明科町が合併して発足し、旧5町村域包括の広域名称・安曇野を市名としました。地名は本拠地の北九州・志賀島周辺から移住してきて、祖神である海神・綿津見命の子の穂高見命を穂高神社に祀った海人族・安曇氏に由来するとされ、安曇には諸説がありますが、海人津見(あまつみ、海に住む人、津見は住みの意味の古語)あるいは綿津見(わたつみ)からの転訛説があることから市名は“ず”ではなく“づ”表記となりました。清流と豊富な湧水に恵まれ、山葵栽培が盛んで穂高山葵・山葵漬等の加工品や、穂高隠元・牧大根・虹鱒・信州サーモン・鱒の甘露煮や味噌漬・蕎麦・野沢菜・ワイン等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが残っています。
1909年創業、軍隊用保存食として開発されたみそぱんの製造を続ける 日新堂製菓
ラーラ松本のバス停から徒歩14分ほど、松本駅から車で17分前後の場所にある 日新堂製菓。1909年(明治42年)に創業された、流通菓子(問屋・地方問屋・小売店・スーパーマーケット等)の製造販売を行う企業です。名物のみそぱんは、名前の通り味噌が入ったパンで、江戸時代の末に軍隊用の保存食として全国で作られていたものだそうです。信州では今も入学式や運動会で配られていたりするそうですよ。
という、みそぱんを購入しました。そのままでも美味しいですが、オーブントースターで温めると香ばしくなって美味しくなります。
パッケージ裏側です。ちょっと見づらいので次の写真にアップを載せています。
みそぱんの箇所をアップでどうぞ。パンと名前がついているものの焼き菓子に分類されます。
1つ取り出しました。個包装になっています。
袋から出した図です。ほんのり甘くて素朴で美味しい。味噌が入っているかは、言われないと分からないかも。
みそぱん、恐らく初めて食べたのですが、懐かしい味がしました(三重育ちなので、食べていた可能性もあります)。美味しうえに、日持ちが3ヶ月するのが良いですね。みそぱん、常備しておこうかな。
↓みそぱんは、楽天でもお取り寄せできますよ。
|
———日新堂製菓 基本情報———-
〇創業年 1909年創業 / 明治42年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
長野県安曇野市豊科高家2287-67
(公式サイト)⇒ みそぱん・菓子製造 日新堂製菓