みやさかやの鯉のことこと煮・鯉甘煮・鯉のやわらか煮 / 山形 米沢市 1849年創業 (嘉永2年)

山形県米沢市は、県内4地域の内の置賜(おきたま)地域の中心地です。室町時代初期から戦国時代には伊達氏が領有し、伊達政宗は米沢城で生誕し、関ケ原の戦い後に移転して仙台藩を興しています。江戸時代の米沢は上杉氏の城下町として栄えました。市内には上杉神社・上杉家廟所・松が岬公園(米沢城址)・市上杉博物館(伝国の杜)等の上杉氏ゆかりの寺社・旧跡・施設が多数あり、天元台高原・栗子国際等のスキー場や米沢温泉郷などの観光・レク施設も豊富です。江戸時代から米沢織(米織)・米沢紬等の繊維産業が盛んで、味噌・清酒や、舘山林檎(Apple、ふじ等) ・米沢牛(Beef、主産地は隣接の飯豊町) ・米沢鯉(Carp) の“米沢のABC”と名付けられた特産品で知られています。市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が多数残っています。

1849年創業、鯉料理の惣菜屋として始まった みやさかや

相生橋西のバス停から徒歩2分ほど、米沢駅から徒歩14分ほどの場所にある タスクフーズ運営ブランドみやさかや。1849年(嘉永2年)に、米沢藩の下級武士三男であった宮坂長三郎氏の妻が鯉料理を中心とした煮しめ屋、今でいう惣菜店を始めたことが創業となります。その後、川魚の惣菜販売、仕出屋、小売へと発展し、現在は鯉・魚・米沢牛を使った各種惣菜を製造・販売していらっしゃいます。米沢に残る現存最古の鯉料理屋となるそうです。

という、みやさかやさんから鯉のことこと煮・鯉甘煮・鯉のやわらか煮

まずは、鯉のことこと煮から。米沢の鯉は上杉鷹山公にゆかりがあります。ことこと煮は骨まで柔らかく仕上げた逸品とのこと。

骨までいける柔らかさでした。

ついで、甘煮です。ハレの日に食べられていた伝統料理とのこと。

ちょっと甘めで美味しい。ご飯にもお酒にも合いそう。

ラストがやわらか煮です。こちらは内臓をつけたまま丸ごと煮込んだものだそう。 川魚のちょっとした匂いもありますが、野趣溢れる感じでこれも美味しい。

鯉料理はここ数年だとあらいで頂くことが多かったので、佃煮的というか甘露煮的に仕上げるものを久しぶりに頂きました。この甘さと鯉の深みがハマって美味しいですね。米沢が鯉料理で有名と知らなかったので、次の滞在時には鯉を食べにいく時間をとりたいなぁ。

↓楽天のこのセットだと、3種類入りとなりますよ。

 

———みやさかや(タスクフーズ) 基本情報———-
〇創業年 1849年創業 / 嘉永2年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
山形県米沢市相生町7-130
(公式サイト)⇒みやさかや|鯉の宮坂の米沢鯉料理,鯉甘煮,米沢牛,米沢ラーメンお取り寄せ通販サイト

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