マルジューで、元祖コッペパンとカレーパン / 東京 板橋区大山町 1913年創業にルーツ (大正2年)

板橋区南東部の大山町は、中山道から川越街道を通り“富士山大山道”に入る分岐点だったことが地名の由来。国道254線(川越街道)から東武東上線の大山駅を越えて延びる“ハッピーロード大山”と、それに隣接して国道17号線に至る“遊座大山商店街”が地元民で賑わう住宅地です。大山駅最寄りで隣接の栄町に立地する“東京都健康長寿医療センター”は、1872年(明治5年)に渋沢栄一を初代院長として本郷で設立され、上野・神田・本所・大塚を経て関東大震災後に当地に移転してきた窮民救済の“養育院”がその前身です。大山駅前広場整備等の再開発も進行しているこの町にも老舗店が残っています。

1913年創業の店舗にルーツ、コッペパンの元祖丸十ぱんの味を引き継ぐ マルジュー

東武東上線大山駅から徒歩1分の場所にある マルジュー。マルジューさんのルーツは、1913年(大正2年)に 田辺玄平氏によって創業された東京下谷黒門町で創業した丸十パンさんです。田辺氏は日本で初めてパン酵母を使ってパンを作り、日本のパン普及に重要な役割を担った人物。それまで主流であった硬いハードパンから、現在も主流の柔らかいアメリカ式のパンを生み出しました。食パンを携帯に便利な形にした丸十パン=コッペパンを生み出した人物としても知られています。そんな丸十パンの味を引き継いでいるお店の一つが、暖簾分け店のマルジューさん。丸十パンの名のお店は日本各地にありますが、商標登録性になっており、全日本丸十パン商工業協同組合の組合員のみ使える商号となっています。その組合の理事長を務めるのが、マルジューの伊東社長となります。
(以前ご紹介した1921年創業 山梨の丸十パンさんも同じ暖簾分け店となります。)

と、説明が長くなりましたがマルジューさんの外観。かなり大きなイートインコーナーもあります。

店内に入りました。元祖コッペパンのお店だけあって、コッペパンの種類が色々あります。といっても伺う時間が遅かったので、ほぼ売切れでしたがw。

マルジューさんはカレーパンも有名。美味しそうだなぁ。

店内には丸十の由来も。田辺氏がいなければ、日本のパン事情は今と異なっていたかもしれません。

レジにはモーニングセットの告知も大きく掲示。家から近かったら通ってるな、確実にw。

ということでイートインしてきました。元祖コッペパン、カレーパン&コーヒーです。 こちらが元祖コッペパン。袋がカワイイw。

取り出した図。給食を思い出す懐かしい味。いやぁ、嬉しいなぁ。 そして人気メニューのカレーパンを。大正2年創業の文字が眩しいですね。 ちょっと顔出しの写真(全景を撮り忘れたw)。うん、間違いのない味。チョイオイリーな揚げパンに本格的なカレー。ちょい大人な味がする。
マルジューさんのコッペパンもカレーパンも、どっちも本当に最高でした。田辺さんが生み出した、柔らかい、お総菜パンに繋がるルーツの味が脈々と受け継がれている気がします。モーニングセットもお得だし、こんなパン屋が近くにあったらなぁ、なんて思っちゃいますよね。ご近所さんが羨ましい…!

———マルジュー 基本情報———-
〇創業年 1913年創業 / 大正2年創業にルーツ
〇営業時間
・7:00-22:00 (イートインは21:00まで)
※年中無休
〇住所
東京都板橋区大山町5-11
(公式サイト)⇒ 株式会社マルジュー ~東京・池袋を起点とした西武線、東武東上線を中心 フードサービス業~

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