田村萬盛堂の、なんと!ん米ロール・献上銘菓 木の葉石 / 富山 南砺市 寛政年間(1789-1800年)創業

富山県西部(呉西:呉羽山より西の地域)で砺波地区の南砺(なんと)市は、江戸時代は加賀藩領で、2004年(平成16年)に東礪波郡の福野・井波町・城端町・平村・上平村・利賀村・井口村と西礪波郡の福光町との合併で発足し、古来の砺波郡南部であることが市名由来です。井波彫刻・五箇山和紙等の伝統産業があり、諸製造業の工場が立地していて川田テクノロジー・大建工業(創業地)の本店が所在し、木製バット(福光地区)は国産の半数を製造しています。茗荷・舞茸・いわな・城端牛・なんとポーク・種麹・味噌・清酒・五箇山豆腐・利賀豆腐・干し柿・米菓(しろえびせんべい等)・栃餅・利賀蕎麦・かぶら寿司等の特産品・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・和洋菓子店・製菓会社・食品店・酒蔵・割烹旅館などが残っています。

寛政年間創業、善徳寺前でのあんころ餅販売から始まった 田村萬盛堂

城端別院善徳寺前のバス停から徒歩3分、城端駅(じょうはなえき)から徒歩10分ほどの場所にある 田村萬盛堂。寛政年間(1789-1800年)に、萬屋幸助氏が創業したとされる同店は、善徳寺前のあんころ餅販売から始まったそう。明治中頃に菓子専門店となり、現在の店名・田村萬盛堂となりました。私は地域ものがたるアンバサダーの富山アンバサダーに選んで頂いており、田村萬盛堂さんへ6月に訪問しております。

という、田村萬盛堂さんの名物はあんころです。店舗前の看板でもアピールされておりました。

こちらが店舗外観です。今回はレンタサイクルで回っておりまして、右のは私が借りていた自転車です。

看板をアップで。フォントがカッコ良いですね。

店内に入りました。お菓子がずらーーっと並んでいます。

逆サイドからも1枚w。

冷蔵の洋菓子系も販売されておりました。

名物のあんころも。日持ち当日を5つも食べられないので、今回はパス。残念だ…。

最近のヒット作はこちらのなんと!ん米ロール。南砺のお米で作ったロールケーキです。複数フレーバーあり。

珍しいところでは、蚕のふんを使ったお菓子も。

また、富山といえばの餅加工賃の看板もありましたよ。

ということで買ったものです。まずは、なんと!ん米ロール。南砺市名水コシヒカリ米粉を使用しています。今回はチーズ味を購入しました。

生地が物凄くしっとり・もっちりしていてメチャクチャ美味しかったです。米粉=小麦粉の代替品みたいな捉え方をしていたのですが、米粉で作るからこそ美味しいスイーツがあるのだと、ある種開眼しました。本当に美味しい!

もう1つ、桂宮様に献上されたという献上銘菓 木の葉石を購入しました。

こんな感じでゴツゴツした見た目をしているピーナッツの焼き菓子です。富山県の天然記念物・木の葉石をモチーフにしたお菓子なのだそう。パリパリ食感がとても良い。

なんと!ん米ロール、本当に美味しかったです。上にも書きましたが、米粉で作った結果、ロールケーキがより美味しくなったと感じていて、米粉のスペックの高さをビンビン感じました。南砺市では他にも米粉スイーツに出会い美味しさに感動をしたのですが、もしかしたら富山全域に美味しい米粉スイーツがあるのかもしれません。こちらは今後の研究テーマにしたいと思います。

—— 田村萬盛堂 基本情報———-
〇創業年 寛政年間(1789-1800年)創業
〇営業時間
・9:00~17:30
※火曜日・水曜日 定休日
〇住所
富山県南砺市城端175
(公式サイト)⇒ 菓子蔵処 田村萬盛堂 | 富山県南砺市城端 | 菓子蔵処 田村萬盛堂では、素材本来の味を活かしつつ、お客様に安心して召し上がって頂ける様、保存料等は使わず着色料も最小に抑えたお菓子作りを心掛けております。

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