かつて流れていた汐留川に架かっていた新橋に由来する港区新橋は、1872年(明治5年)に日本で初めて開通した鉄道の起点・新橋駅(後の汐留貨物駅)が開設され発展を遂げました。現在はサラリーマンの街として知られ、多数のオフィスビルが林立し庶民的な飲食店が建ち並ぶ中に、老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが数多く残っています。
1894年創業、鳥料理にこだわった 古今亭
新橋駅から3分程度の場所にある古今亭。1894年(明治27年)創業のこのお店は、昭和初期には300坪以上、中にはには真っ赤な橋が通り、お客様用のお風呂がある、今でいう旅館のような立派な料亭だったとのこと。現在少し小さくなってしいましたが、二階席は50人用の宴会部屋のある大きなお店です。
こちらが店舗外観。クラッシックな古き良き料亭な感じ。美味しそうなものが沢山あったのですが、選ぶのに悩んでしまったため、鳥コース、という鳥尽くしコースにしました。
こちらが先付。山芋をつかったサラダ風なもの。そして前菜。蓮根に鳥肉を挟んだものと、鳥皮とあえ物。両方素晴らしく美味しい。
そして鶏ひき肉椎茸つくね団子。鳥肉さが出ていて好き。
そしてお刺身。
焼き鳥。
鶏むねフライのチーズ掛け。
手羽先の黒酢煮込み。
唐揚げとアスパラ巻き。
そして〆のかき玉うどんと、
デザート。
コースで5000円弱で、これだけバリエーションのある鳥肉を食べられるのは最高の一言。全て美味しいし感動した。
んだけれど、接客がちょっとなぁ、という部分があって、基本説明をしてくれないし、ドンって置かれるし、と、美味しいものを食べているのだから、もう少し雰囲気が良いと良いなぁ、と思った。たまたまそういう人に当たってしまったのかもしれないけれど。味はとても良かっただけにちょっと残念でした。
———古今亭 基本情報———-
〇創業年 明治27年 / 1894年創業
〇営業時間
17:00~22:30
※土・日・祝日 定休日
〇住所
東京都港区新橋2-9-14
(公式サイト)⇒古今亭 公式サイト