江戸初期から伝わる味、小島屋のけし餅&けし餅ロール / 大阪 堺市堺区 延宝年間創業 (1673年-1681年)

大阪府堺市北西部の堺区は、安土桃山時代に有力商人の会合衆(えごうしゅう/かいごうしゅう)が自治運営して繁栄した中世以来に環濠都市だった地域を含み、市役所等の官庁・シティホテル・百貨店等の商店が集積して市の中心部となっており、沿岸部には堺泉北(せんぼく)臨海工業地帯が広がっています。堺の地名は摂津・河内・和泉の三国の“境”に発展したことによるとされ、かつては“境”/“左海”とも表記されました。北・西・中各区にまたがる百舌鳥(もず)古墳群の一角の仁徳天皇陵(大仙陵古墳)を始め寺社・古跡も多く、中世の千利休・今井宗久・津田宗及等の茶の湯文化の伝統もあって多数の名物和洋菓子があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・製菓会社・昆布や醤油等の食品店などが数多く残っています。

延宝年間創業、伝統のけし餅を守り続ける 小島屋

宿院のバス停目の前、堺駅から徒歩13分ほどの場所にある 小島屋。延宝年間(1673年-1681年)に創業された和菓子店で、大阪名物・堺名物として知られるけし餅で知られています。けし餅 = けしの実はインドからもたらされたとされ、大阪・堺・和歌山周辺で栽培が始まったそう。千利休の時代にお茶と和菓子の文化が生まれ、その中でけしの香味を生かして考案されたのが けし餅とされています。

という小島屋さんの外観です。大通りに面しています。

ディスプレイには、けし餅が。いやー、美味しそう。

2Fには茶房&があり、けし餅や飲み物・各種甘味が頂けます。

2Fにあがりました。こちらは近年のヒット作、けし餅ロールです。

メニューはこんな感じです。ぜんざいとかも美味しそうだなぁ。

ということで、アイスティー&けし餅ロールです。アイスティーの氷も可愛くてよいですね。

けし餅ロールをアップでどうぞ。

別角度です。ロールケーキにけしの実がかかり、中にけし餅のお餅部分&あんこが入っています。あんこ&クリーム、けしの実&スポンジが和洋折衷でめっちゃ美味しい。

けし餅はお伺い前にお取り寄せしていました。堺名産と大きな文字で書かれています。フォントがかっこいい。 開けるとけし餅の説明の紙とけし餅が現れます。 まずは説明紙から。昭和天皇等にも献上された由緒正しいお菓子なのです。 こんな感じの6つ入りを購入しました。
一つ取り出した図。あんこ入りのお餅をけしの実で包んだお菓子です。この細かな粒々が全部けしの実です。

けし餅、お取り寄せで初めて食べた時に、「え、けしの実こんなに付いているの?」とちょっとびっくりしましたのをよく覚えています。ロールケーキはさらに数多くてびっくりしましたw。
ちなみにけし餅はそのまま食べても抜群に美味しいですが、オーブンで少し温めたものを食べると、香ばしさが加わって更に美味しいです。けし餅ご購入の際に、是非お試しください!

↓楽天で購入できますよ。

 

—— 堺名産けし餅本舗 小島屋 基本情報———-
〇創業年  延宝年間創業 (1673年-1681年)
〇営業時間
・8:30-18:00
※無休
〇住所
大阪府堺市堺区宿院町東1-1-23
(公式サイト)⇒ 大阪 堺名産けし餅本舗 手土産としても喜ばれる和菓子|小島屋

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