茨城県央地域の水戸(みと)市は県庁所在地で第三次産業主体の商業都市です。かつて那珂川(なかがわ)の舟運河港として栄えたことから“水運の戸口”が地名由来。日本三大名園の一つである偕楽園(かいらくえん、国史跡・名勝の常盤公園)・弘道館(こうどうかん)公園(国特別史跡の藩校・旧弘道館)・千波(せんば)公園(千波湖)等の名所・旧跡があり、2月下旬~3月末の水戸の梅まつり(弘道館・偕楽園)で知られています。水戸納豆・干し芋・梅干・水戸の梅・のし梅・吉原殿中などの特産品・銘菓があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が残っています。
1860年創業、水戸の梅を製造販売する 木村屋本店
銀杏坂のバス停から徒歩2分ほど、水戸駅から徒歩9分ほどの場所にある 木村屋本店。1860年(万延元年)に創業された和菓子店です。水戸を代表する銘菓の1つ水戸の梅を製造販売する老舗店です。季節ごとのお菓子も作られており、シーズンごとにお伺いしたくなります。
という、木村屋本店さんの外観です。クラシカルな面持ちですね。
ディスプレイの様子です。おかしがずらりと並んでいます。
お月見の日にお伺いしたので、月見団子と餡子も売っていました。
今回はお菓子を買ってうちで食べました。
2つ購入しました。左がうさぎ上用、右が水戸の梅です。
うさぎ上用をアップで。きっとお月見シーズン限定なのでしょうね。
水戸の梅はアップ写真を撮り漏れましたが、紫蘇の酸っぱさと中身の餡子の甘さのバランスがとても良かったです。水戸らしいお菓子って感じがしました。
素敵な和菓子屋さんは、季節ごとの商品が充実していて楽しいですよね。木村屋本店さんもその1店で、月見タイミングだからこそ、うさぎのお饅頭が売っていました。つきみのお団子や、餡子を買いにくるお客さんも沢山いて、月美シーズンにお菓子を買いに行く文化があるのが、水戸って良い街だなぁと感じました。また別シーズンに行きたい。
———木村屋本店 基本情報———-
〇創業年 1860年創業 / 万延元年創業
〇営業時間
・9:00~18:30 (土・祝は18:00まで)
※日曜日 定休日
〇住所
茨城県水戸市南町1-2-21
(食べログ)⇒木村屋本店 – 水戸/和菓子 | 食べログ