青森県北部の東津軽(ひがしつがる)郡は、1878年(明治11年)の行政区画郡発足時には青森市大半も含んでいましたが、現在は平内町・今別町・外ヶ浜(そとがはま)町・蓬田村の3町(まち)1村が属しています。江戸時代は陸奥弘前藩や陸奥黒石藩の領地でした。外ヶ浜町は2005年(平成17年)に平舘海峡に面する蟹田町(かにたまち)・平舘(たいらだて)村と津軽海峡に面する三厩(みんまや)村(今別町を挟んだ飛地)とが合併して発足し、中国の詩経(小雅)にある率土浜(そつとのひん、辺境)が地名由来とされ、謡曲“善知鳥(うとう)”の材となった善知鳥(流され没した烏頭中納言安方の化身)伝説で知られています。三厩(みんまや)の地名は源義経岩窟の三頭の馬を連れて蝦夷地に渡ったとされる伝説由来とされ、津軽半島最北端の竜飛岬(たっぴみさき)はアイヌ語“タム・パ(刀の上端)”転訛・当て字で突き出た地の意味との説もあります。多くの漁港があり、トゲクリ蟹(毛蟹類)・本鮪・しろうお・三厩昆布・もずく・椎茸・舞茸等の特産品や玉子豆腐・昆布(粉末練込み)うどん・昆布おにぎり等の名物があります。郡内には老舗の食品会社などが残っています。
1907年創業、豆腐の製造業として始まった 木戸食品
蟹田駅から徒歩5分ほどの、青森駅から車で40分ほどの場所にある 木戸食品。1907年(明治40年)に、木戸なか氏が豆腐の製造業をはじめたことで、その歴史がスタートしています。木戸食品さんといえば、1970年(昭和45年)に発売した元祖玉子とうふで知られています。
という、木戸食品さんから2点お取り寄せしました。その1が、ほたて塩焼。2018年モンドセレクション金賞を受賞されています。
裏側はこんな感じ。りんごしょうゆを使って、こんがりやわらかに仕上げているそおう。
取り出した図です。味が凝縮されていて美味い。おつまみにも良いし、料理にも使えそう…!
そしてもう一つが元祖玉子とうふです。今回はミニサイズ版を購入しています。
一つ取り出しました。玉子とうふ(茶わんむし風)とあるように、茶わんむしのように色んな具材が入っています。見た目も茶わんむしに近い色していますよね。
蓋を開けるとこんな感じ。具沢山…! お皿に乗せました。こちらからだと何か分かりづらいですね。
木戸食品さんの茶わんむし風玉子とうふは、テレビか何かで見てずっと食べたいと思っていたものの1つでした。味はどちらかというと茶わんむしで、賞味期限が3ヶ月ほどあるので自宅キープ用に良さそうな感じでした。ちょっとした1品がすぐに出せるのはポイント高いですよね。また買ってみたいなと思う味でした。
↓楽天でもお取り寄せできますよ。
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——-木戸食品 基本情報———-
〇創業年 1907年創業 / 明治40年創業
〇営業時間
・本社のため割愛
〇住所
青森県東津軽郡外ヶ浜町字下蟹田29-1
(公式サイト)⇒ 雪国は津軽の味、玉子とうふでおなじみ木戸食品 | 株式会社木戸食品