成田で最も混み合う川豊で、うな重を/ 千葉 成田市 1910年創業 (明治43年)

千葉県北部の成田(なりた)市は、“成田国際空港”を擁する空港・観光都市であり、都内・千葉市方面のベッドタウンです。地名由来には、豊作期待の“熟田(なるた)”転訛説や雷多発の“鳴田(なるた)”転訛説等の諸説があります。伝統産業の煉瓦・鬼瓦や米・蓮根・薩摩芋(紅あずま等)・落花生・クリーム西瓜・豚肉等の特産品があり、瓜鉄炮漬・淡水魚佃煮・鰻料理・羊羹等の名物があって、成田不動周辺を中心に市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。

1910年創業、成田を代表する老舗店の1つ 川豊 (かわとよ)

成田駅から徒歩11分ほどの場所にある 川豊本店。1910年(明治43年)に、伊藤豊治氏が近隣で獲れた鰻や鯉といった川魚の卸を始めたことが創業です。1925年(大正14年)に川豊の前身となる丸豊川魚店を構えられ、卸に加えて蒲焼きの販売・飲食業を始められます。そして1967年(昭和42年)に丸豊川魚店から川豊へと名を改められ、場所も現在の場所・成田市仲町に移られ現在に続きます。

という、川豊さんの外観です。登録有形文化財でもある超カッコ良い建物です。私は平日のはずれ時間に伺っているので、そこまで混んでいませんでしたが、土日はものすごい行列になります。

川豊さんは店頭で鰻を捌く姿が見られるのが名物でもあります。外国人観光客の方が多い時は撮影で人だかりが出来ていました。

そして逆サイドでは焼き場の様子も見られます。こういったデモっぽい環境が見られるのも、人気のひとつだと思います。

店内に入りました。川豊さんでは、入ってすぐのカウンターでオーダーして席に着く形になります。

今回は成田で何度かお食事する予定があったので、うな重をチョイスしました。きも吸は別オーダーです。

鰻をアップで。最近関西の蒸さない直火焼きに心奪われていましたが、やっぱり蒸し工程が入る関東のフワトロ系の鰻も良いねと再認識させられました。めっちゃ好き。

きも吸もアップでどうぞ。肝がクリーミーで美味しかった。

川豊さんといえば、行列が名物じゃないかと思うぐらい並ぶお店で、これだけ並ぶなら別のお店にしようかな、なんて気持ちがよぎらなくもないのですが、食べるとやっぱり「並んだ甲斐があった」って思える偉大なお店です。捌く姿や、焼き場が見れる環境も素晴らしいですが、やっぱり何より味が好きです。

———-川豊本店 基本情報———-
〇創業年 1910年創業 / 明治43年創業
〇営業時間
・10:00-17:00 (7月・8月の土日祝は18:00)
※年中無休、年末年始は営業時間変更あり
〇住所
千葉県成田市仲町386
(公式サイト)⇒ 成田の元祖うなぎ専門店 川豊本店(kawatoyo)|トップ

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