川原製茶の深むし緑茶ティーバッグ / 三重 多気郡多気町 1883年創業 (明治16年)

三重県北中部(中勢)の多気(たき)郡には、現在は多気町・明和町・大台町の3町が属していますが、1879年(明治12年)の郡発足時は後の大台町と多気町・明和町の各大半に松阪市一部を加えた郡域でした。古くの竹郡(たけのこおり)が後世に多気郡(たけのこおり→たきのこおり)と転訛し、多気の語源には竹生育地説・古語の多木(たき、多くの食物ができる地)説・たぎる(勢い良く流れる・水が湧き出す)説等があります。内陸の多気町は1955年(昭和30年)に3村合併で旧町が発足し、1959年(昭和34年)の近隣村編入を経て2006年(平成18年)近隣村との合併で現町となり、原産地(唯一栽培地)の伊勢芋(長芋)・蜜柑・次郎柿・桃・松阪牛肉・鮎等の特産品があります。郡内には老舗の酒蔵・和菓子店が残り、老舗会社(津市)直営の和菓子・飲食店があります。

1883年創業、お茶の生産・加工・販売を行う 川原製茶

おきん茶屋のバス停から徒歩16分ほど、松坂駅から車で30分前後の場所にある 川原製茶。1883年(明治16年)に、個人茶農家として創業したことが始まりです。現在は自社農園での生産、自社工場での加工、そして販売までを一貫して行われているのが特徴です。

という、川原製茶さんの深むし緑茶を購入しました。川原製茶さんのある南勢地区は、日照時間が長く葉肉が厚くなるため、通常の茶葉の2−3倍長く蒸す深むしに合う茶葉となるそうです。
パッケージ裏側です。一般的なお湯出しだけでなく、水出しでも美味しく作れます。
今回は一般的なお湯出しで飲みました。
出来上がりの図。甘味があって美味しい。

三重県は静岡・鹿児島に次ぐお茶の産地です。私は実家が三重県桑名市だったので、場所的に静岡のお茶・三重のお茶どちらも楽しんで育ちました。深むしが三重県の南勢地区のお茶に合う製法だ、ということは今回初めて知りましたが、また郷里のことを1つ詳しくなれて嬉しい限りです(同時に無知でスミマセンw)。

——-川原製茶 基本情報———-
〇創業年 1883年創業 / 明治16年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
三重県多気郡多気町丹生4337
(公式サイト)⇒ お茶・伊勢茶の川原製茶|三重県多気郡多気町丹生

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