元和菓子屋のカネキヤで、シベリアと焼きそばパン / 神奈川 横浜市磯子区 1870年創業 (明治3年)

神奈川県庁所在地・横浜市の南東部にある磯子(いそご)区は、JR根岸線や複数の幹線道路により交通至便であり、中央部を国道16号線が南北に通る帯状に長い地形で、丘陵部は洋光台・汐見台等の大規模団地や住宅地となっており、沿岸部は根岸湾埋立地が大半の工場地帯です。旧・久良岐(くらき)郡磯子村は古代から開け、鎌倉時代には源頼朝御家人だった三浦氏の一族とされ平氏を称した平子(たいらこ/たいらご/ひらこ)氏が治め、横浜地域のほとんどが天領・旗本領だった江戸時代には半農半漁の地で杉田梅林が観梅名所でした。磯子の地名由来には“砂(いさご)”説や平子氏所縁説があります。区内には老舗の和菓子店などが残っています。

1870年創業、和菓子屋として創業しパン屋へと転身した カネキヤ

京急杉田駅から徒歩2分ほどの場所にある カネキヤ。1870年(明治3年)に、和菓子店・金喜屋として創業し、その後パン屋さんへと転身されています。店名はカタカナのカネキヤさんで、社名は有限会社金喜屋製パン所と今も創業当時のお名前が残されています。

というカネキヤさんの外観。パンを持つ子供のイラストが可愛い!

店内はそこまで大きくないのですが、ものすごい数の商品が並べられていてびっくりします。

別の棚はこんな感じ。100円台が多くってかなり庶民的!

うー、どれ買うかかなり悩みます。元和菓子屋さんだけあって、和菓子系もあるのがまた悩みを深くする…。

ということで購入したものその1、シベリア。元和菓子屋さんで現在パン屋さんという、この歴史で作られるシベリアってもしや凄いことなのでは?と思いまして。

シベリアはアンコタイプと、羊羹タイプがありますが、カネキヤさんは羊羹に近いタイプでした。濃厚な甘さが好きです。

そして焼きそばパン。食べると笑みが溢れる懐かしい味。 そしてバーガー系。こちらも優しくて懐かしい味。最高だなぁ。

カネキヤさんのパン、お安い値段で懐かしさを感じられる優しい味で、地元にあったら絶対に通うなぁと思えるレベルのお店でした。お客さんも次々とやってきて、あぁ地元の人たちに愛されている感をヒシヒシと感じました。こういう街になくてはならない地元系お惣菜パン屋さん大好きです。

——–カネキヤ 基本情報———-
〇創業年 1870年創業 / 明治3年創業
〇営業時間
・7:00-20:00
※日曜・祝日 定休日
〇住所
神奈川県横浜市磯子区杉田1-16-7
(食べログ)⇒カネキヤ – 杉田/パン [食べログ]

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