香味屋(かみや)の洋食弁当が美味しすぎて悶絶した話 / 東京 根岸 1925年創業 (大正14年)

江戸時代から閑静な屋敷町で、明治には今も旧宅址(子規庵)が残る正岡子規などの多くの文士等が住んでいた台東区根岸。震災や戦災を免れた古い町並みも残るこの街にも、老舗の飲食店や和菓子店なども複数存在しています。

1925年創業、ミシュランでビブグルマンにも選ばれている老舗洋食店 香味屋 (かみや)

入谷駅から徒歩8分ほど、鶯谷駅から徒歩10分ほどの場所にある洋食レストラン香味屋。1925年(大正14年)に、輸入雑貨店として創業されました。屋号に香の文字が入っているのは、創業者の方が香水が大好きだったから、とのこと。輸入雑貨店から要望を受けて軽食を出すようになり、徐々に今の洋食屋という形に変化していったのだとか。そんな洋食屋 香味屋さんは、ミシュラン ビブグルマンにも選ばれている名店です。

こちらが店舗外観。格式高さが伝わってきます。 もう少し正面から。受付に人がいる、という時点で緊張する…。

こちらがメニュー。単品で美味しそうなのがすっごく沢山あったので、洋食弁当、という、いろいろなものがちょこっとずつ入ったセットメニューをチョイス。今回はBの4000円+カニピラフ変更で5000円でオーダー。 せっかく良い洋食屋さんに来たのでグラスワインをオーダー。気持ちを落ち着かせます。 来ました、こちらが洋食弁当です!お重に入っております。 開けた図。こんな感じの3段重ね。 一番上はローストビーフやハム等。しっとりしてて高級感溢れる。
二段目は揚げ物・肉・魚等。揚げ物から香ってくるバターの香りがヤバい。この世のものとは思えないぐらい美味い…。
最後がカニピラフ。1000円上乗せの価値ありまくり。美味しすぎる…。 せっかくなのでデザートで。カスタードプディングをオーダー。王道のデザートですね。
じゃじゃん、カスタードプディングです。昔ながら感を感じるプリンですが、ねっとりしてて美味い。プリンってなめらかだけが価値じゃないよね、と再認識させられる味。

香味屋さん、初めての訪問でしたが、美味しすぎて気絶しそうになりました。老舗の伝統的な味がベースにありつつも、現代の感覚も取り入れた、新しい懐かし系洋食で、こういう洋食ほんと美味しい!と最近他人に薦めまくっています。また近々行きたい。

——- 香味屋 基本情報———-
〇創業年  1925年創業 / 大正14年創業
〇営業時間
11:30〜22:00
※水曜日 定休日。水曜祝日の場合は木曜日休み
〇住所
東京都台東区根岸3-18-18
(公式サイト)⇒ 香味屋WEBサイト

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