江戸から伝わる岩谷堂羊羹を作る回進堂 / 岩手 奥州市 延宝年間(1637〜1681)創業店にルーツ

岩手県の内陸南部の奥州(おうしゅう)市は、江戸時代は仙台藩領で、2006年(平成18年)に水沢・江刺(えさし)2市と胆沢(いさわ)郡2町1村とが合併して発足した県内人口第2位の自然豊かな市です。平安後期に藤原清衡が招いた近江国鋳物師に起源を持つ水沢南部鉄器・岩谷堂(いわやどう)箪笥・秀衡塗(ひでひらぬり、漆器)の伝統産業を擁し、県内屈指の農業地帯として江刺金札米・江刺林檎・牛肉(前沢牛・いわて奥州牛・江刺牛)・卵めん・はと麦製品等が特産です。岩谷堂羊羹・くるみ饅頭・がんづき等の銘菓や“はっと(法度)”料理(すいとん風の法度汁等)の名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

延宝年間(1637〜1681)に誕生したとされる岩谷堂羊羹を今に伝える 回進堂

江刺ふるさと市場のバス停から徒歩5分ほど、水沢駅から車で15分ほどの場所にある 回進堂。延宝年間(1637〜1681)に、伊達藩・岩谷堂城・城主の保護奨励により城の名を付けることが許された、岩手銘菓・岩谷堂羊羹を今に伝える3社のうちの1社です(他に菊泉堂さん、菊正堂さんが作られています)。回進堂さんは、さまざまなお菓子を作る和菓子店として延宝年間(1637〜1681)に創業され、10代目のご主人の時代1927年(昭和2年)に羊羹に特化した菓子屋と転換されており、この年を創業年とされています。

という回進堂さんから購入したものその1、ミニ羊羹のセット。黒煉、くるみ、本練、しお、抹茶、胡麻の6セット入りです。 購入した時期が秋だったので、栗羊羹もありました。栗羊羹って魅惑的なワードですよねぇ。 岩谷堂羊羹ごま味がこちら。岩谷堂羊羹は強火で練ることによりコシが強くなることが特徴だそう。 箱から出すとこんな感じです。 ごま、超マッチしてて美味しい! くるみもまた最高でした。

甘さ具合がちょうど良い!

岩谷堂羊羹、そこまでの歴史があると知らずに購入しておりました。歴史があるのに、商品ラインナップ豊富で、食べやすい形にして頂けるその気遣いが嬉しい!今回はみんなに分けてしまったため、食べ比べることが出来なかったので、その特徴まで捉えきれず、でした。これはまた買って食べ比べなさいのサインなので、次回を楽しみにします!

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———岩谷堂羊羹・回進堂 基本情報———-
〇創業年  延宝年間(1637〜1681)創業店にルーツ
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
岩手県奥州市江刺愛宕字力石211
(公式サイト)⇒岩谷堂羊羹・回進堂

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