旭日酒造の十旭日 純米熟成原酒 神乃門は美しい琥珀色 / 島根 出雲市 1869年創業 (明治2年)

島根県中東部の出雲(いずも)市は、1941年(昭和16年)発足の旧出雲市が2005年(平成17年)に平田市及び4町と合併(のちに1町編入)して現市となり、出雲大社・須佐神社等の古代史・文化遺産が豊富な“神話の国”として知られています。出雲の地名は“八雲立つ”(雲が美しく湧き出る)の意味とされていますが、由来には夕つ方(夕日沈む西方)説・五面(いつも、出雲国と国引き造成の四ヶ国とで五面)説等の諸説もあります。出雲蕎麦(わんこ・戸隠と共に三大蕎麦)・あご野焼・島根ワイン・発祥の出雲ぜんざい・銘菓(俵まんぢゅ・宿禰餅など)等の名物がある市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

 1869年創業、木戸孝正侯から旭日の揮毫を受けた 旭日酒造

出雲市駅から徒歩7分ほどの場所にある 旭日酒造。個人商店を経て1869年(明治2年)に創業した酒蔵です。当時の銘柄・白雪から改名した「十旭日」と、2013年に同じ出雲市の古川酒造より引き継がれた「八千矛」の2銘柄を作り続けていらっしゃいます。

十旭日の名は、1907年(明治40年)の東宮(のちの大正天皇)が山陰地方巡幸の際に、侍従長であった木戸孝正侯から「旭日」の揮毫を受けたこと、7代目党首が妙見山を信仰し「切竹矢筈十字」の紋章を御守りとしており、その2つを合わせ「十旭日(じゅうじあさひ)」と名付け現在に至ります。

という、旭日 純米熟成原酒 神乃門を購入しました。別記事を書いている馬庭本店さんで販売されている商品です。

ラベルをアップでどうぞ。平成二十一酒造年のお酒を熟成させています。

ボトル裏側です。純米酒を無濾過でゆっくり熟成させて作られています。

こんな感じの琥珀色をしています。

少し別角度からもどうぞ。

少し口当たりをライトにした紹興酒、といった感じの味わいで、飲みやすいのにコク深い味でとても美味しかったです。個人的にはロックで、ちびちびと飲む感じが良いかなと感じました。もしくはコッテリした油物に負けない力強い味として合わせるのも良いかもと。色々可能性が広がりそうな味がしました。

———旭日酒造 基本情報———-
〇創業年 1869年創業 / 明治2年創業
〇営業時間
・10:00 – 18:00
※年中無休(不定休有)
〇住所
島根県出雲市今市町662
(公式サイト)⇒旭日酒造有限会社

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