鴨川・堀川・高瀬川等が流れる京都市中京区(なかぎょうく)は、昭和初期に旧上京区南部と旧下京区北部とが合併して生まれました。染物・京友禅(きょうゆうぜん)産地として知られ、二条城・本能寺等の名所旧跡や祇園祭・時代祭・鴨川をどり等の年中行事が多くの観光客を集め、花街・歓楽街の先斗町(ぽんとちょう)や京都独特の生鮮食材・乾物・漬物・おばんざい等の専門店が集まる錦市場(にしきいちば)が賑わっています。区内各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが何軒も残っています。
1708年創業、ひとくち京菓子を製造・販売する 伊勢源六 たちばなや
堀川三条のバス停から徒歩1分ほど、烏丸御池駅から徒歩9分ほどの場所にある 伊勢源六 たちばなや。1708年(宝永5年)に、伊勢屋源六氏が立ち上げた和菓子店です。同店の脇にある井戸は日本酒で知られる伏見と同じ水脈だそうで、そんな良質なお水を使ってお菓子作りを続けていらっしゃいます。
という、伊勢源六 たちばなやの夏の涼味詰め合わせセットを購入しました。青梅ゼリー・大納言小豆納豆入栗かのこ・丹波黒豆水ようかん・京のわらび餅の4種類入りです。
大納言小豆納豆入の栗かのこをアップで。ここでいう納豆は甘納豆に近いものです。
こんな感じで栗が真ん中にどーんと入っています。美味しい。
今回購入した夏の涼味詰め合わせセット、4種類それぞれが違った個性をもっていてとても美味しかったです。個人的なお気に入りは丹波の黒豆を使った水ようかん。完全に名前の印象に引っ張られていますが、繊細な味がして美味しかったです。また夏に買いたいなぁ。
———伊勢源六 たちばなや 基本情報———-
〇創業年 1708年創業 / 宝永5年創業
〇営業時間
・9:30~17:30
※日曜日 定休日
〇住所
京都府京都市中京区三条通堀川東入橋東詰町16−1
(公式サイト)⇒ いらっしゃいませ – 京都の和菓子・1708年創業/伊勢源六 たちばなや