うなぎの入船の蒲焼と、呉汁に感動する/ 宮崎 西都市 1894年創業 (明治27年)

宮崎県のほぼ中央部の西都(さいと)市は市域の7割が山岳地帯です。神話で日向の高千穂峰に降臨した天照大神の孫・孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が居を構えたのが現在の西都市だったとも謂われています。市中心部の西都原(さいとばる)台地は古代からの斉殿原(さいとのはる)の呼称が江戸時代に西都原(さいとのはる→さいとばる)となったとされ、市名由来となっています。農業・園芸業・畜産業が盛んで、ピーマン(生産量日本一)・椎茸・韮・マンゴー等の特産物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1894年創業、年間25万人以上がやってくる超人気鰻店 うなぎの入船

穂北のバス停から徒歩2分ほど、高鍋駅から車で25分ほど場所にある うなぎの入船。1894年(明治27年)に、甲斐久太郎氏によって創業された鰻店で、現在は3代目の横山邦夫氏が店主を務められています。巨大なバスが何台も止められるかなり大型の店舗で、年間25万人(200日営業としても1日1250人!)がやってくる超人気店です。

という、入船さんの外観です。手前と奥建物二つあるのわかりますかね。奥側がお店で、手前は待合室です。さすが大箱w!

待合室側を別角度から。私は平日、かつ、一番乗りだったので、利用シーンはなかったですが、週末にはここがいっぱいになるのだとか。

こちらが店舗入り口です。アップだとサイズが伝わりづらいですが、奥も広く2階席もあるので、かなりの収容人数だと思われます。

人気店と聞き、びびってかなり早めに来た結果1番乗りとなりました。こんな感じの店内です。

お手洗いへ向かう道は、サイン色紙が大量に並んでおりました。

こちがメニュー表です。定食〜特上まであります。鰻の量と副菜の違いですね。今回は普通の定食を頼みました。

オーダーはしておりませんが、こんな持ち帰り用のお弁当も。食べに行った親が買って帰って来てくれたりしたら、きっと泣いて喜ぶよねw。

こちらが定食です。肝焼きが付いていること、肝吸いでなく呉汁(水に浸した大豆をベースに作った汁物)なのが特徴的ですね。

まずは肝焼きから。口に入れる前から美味しさが伝わる最高のやつでした。

そして呉汁です。クリーミーな大豆の味と出汁の味のバランスが最高です!

鰻です。いわゆる地焼きですね。

ご飯の上に乗せました。これは、過去トップ5にランクインする最高に美味しいやつだ…!

私、正直にいうと人気店に疑いの目を向けがちです。人気店というステータスがあるから皆んな行っているだけでは?なんて思ってしまうことがあり。特にバスで入れるような大箱は、観光用で混んでるだけだしね、みたいな。
そんな目で入船さんをみてしまったことを申し訳なく感じる、最高に美味しい鰻が出て来ました。中々アクセスしづらい場所にありますが、ぜひまた行きたいお店です。

———うなぎの入船  基本情報———-
〇創業年 1894年創業 / 明治27年創業
〇営業時間
・11:00-14:30
・16:30-20:00 (L.O. 19:30)
※火曜日休みが多い (休みの日のルールが複雑なので公式サイト確認がベターです)
〇住所
宮崎県西都市大字南方3316-3
(公式サイト)⇒うなぎの入船

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です