江戸時代、島津氏の薩摩藩城下町として栄えた鹿児島市。1540年(天文18年)にフランシスコ・ザビエルが上陸した日本のキリスト教初伝来地で、江戸時代末期には第28代島津斉彬による集成館事業により反射炉・溶鉱炉等が建造された日本の近代工業化発祥地とも言われています。つけあげ(薩摩揚)・薩摩汁・壺漬・酒寿司・鶏飯・黒豚や地鶏やきびなご等の料理・かるかん・あくまき両棒(じゃんぼ)餅等の薩摩・奄美の郷土食品・料理・菓子なども豊富で、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が多数残っています。
1872年創業、戦後間も無くからウィスキー造りを始めた 本坊酒造
鹿児島駅から車で30分ほど、坂ノ上駅から車で11分ほどの場所にある 本坊酒造。1872年(明治5年)に本坊郷右衛門氏とその子・松左衛門氏が製綿業を開始したことが始まりです。1885年(明治18年)に菜種油製造を開始、1909年(明治42年)に焼酎製造免許を獲得し、1949年(昭和24年)にウイスキー作りを開始されています。
という、本坊酒造さんの外観です。ロゴ含めて本坊さんといえば緑色の印象が強いです。
アポ無しで中に入れなそうだったので、外観だけの写真となります。
もう少し引きの全体像を。受付も緑色してますね。
今回はHHAE Mars Blended Whisky By 南ノ風というウイスキーを買ってきました。箱の下に書かれていますが、鹿児島限定発売なのです。
ボトルを出した図です。綺麗な色しているなぁ。
ロゴ部分をアップで。HHAEと書いて「はえ」と読みます。
ボトル裏側です。南から吹く風をイメージして、マルス津貫蒸留所のブレンダーさんがアレンジしたブレンデッドウィスキーになります。2016年11月マルス津貫蒸留所の開設を記念したボトルなのです。
というHHAEをロックで頂きました。ピートはライトで飲みやすいタイプ。美味しいなぁ。
近年ジャパニーズウィスキーが盛り上がっていますが、本坊酒造さんのマルスウイスキーはその中でも歴史あるウイスキーの1つです。日本にウイスキー造りを持ち込んだのは竹鶴政孝氏であることはよく知られていますが、その竹鶴氏をイギリスに送り込んだ上司が岩井喜一郎氏であり、マルスウイスキーの生みの親となります。そんなジャパニーズウイスキーの本流の味、とても美味しかったです。
↓HHAE(はえ)は、楽天でも購入できますよ。
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——- 本坊酒造株式会社 基本情報———-
〇創業年 1872年創業 / 明治5年創業
〇営業時間
〇住所
鹿児島県鹿児島市南栄3丁目27番地
(公式サイト) ⇒ 本坊酒造株式会社 公式サイト