大阪府庁所在地である大阪市南西部で上町台地西側と木津川の間に位置する西成(にしなり)区は、1925年(大正14年)に旧西成郡3町1村の市編入により旧郡名を継承して発足しました。713年(和銅6年)以降は摂津国西部の難波小郡を“上町台地西側の新生集落”の意味で西生郡と称し、江戸中期頃に概ね西成の表記となりました。区中央部から東部にかけては豊臣秀吉休憩の“天下(殿下)の茶屋”由来の“天下茶屋”の地名が残り、区北東部のドヤ街“あいりん地区(釜ヶ崎)”が近年はバックパーカー宿泊地として人気です。江戸時代は幕府直轄地で大坂三郷(おおさかさんごう、北組・南組・天満組の大坂城下町人地域)への蔬菜類供給の近郊農業地帯で、大正期以降は住宅地・工業地となりました。ホルモン料理(焼・鍋等)やたこ焼き(発祥店存在)等の名物があり、老舗の飲食店・食品店が残っています。
1923年創業、酢醸造からソース専業へと舵を切った 池下商店
花園町駅から徒歩9分ほど、大阪駅から車で20分前後の場所にある 池下商店。1923年(大正12年)に、食酢製造の個人企業として池下商店を創業したことが始まりです。現在に続くソース作りは、1926年(大正15年)から行われています。菱形に梅の花マークのヒシ梅(パッケージ表記はカタカナのヒシウメ)が屋号となります。
という、ヒシ梅ウスターソースを購入しました。パッケージの家族団欒のイラストが可愛い。ちょっと良いところのレストラン行った風景に見えますね。
パッケージ裏側です。りんご・トマト・たまねぎ・にんじん等が入っています。
ソースを出した図です。スパイシーな香りがとっても良い…!
商品的には今回ご紹介したヒシ梅タマリソースと、ヒシ梅ウスターソースがあります。学生時代たまに行っていたお好み焼き屋さんに、ヒシ梅タマリソースが置いてあった記憶があります。粉物と一緒に食べる印象が強いのですが、私だけだろうか。ともかく、懐かしい味と再開できて嬉しかったです。
(今度はタマリソースも食べたい…!)
↓ヒシ梅ウスターソースは、楽天でもお取り寄せできますよ。
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———池下商店 基本情報———-
〇創業年 1923年創業 / 大正12年創業
〇営業時間
・9:00-17:00
※土・日・祝 定休日
〇住所
大阪府大阪市西成区松1-10-16
(公式サイト)⇒ヒシ梅ソースの池下商店|大阪市 西成区