藤岡園の富山棒茶ブッセ、お茶味のクリームが美味しい / 富山 射水市 1878年創業 (明治11年)

富山県西部(呉西:呉羽山より西の地域)で高岡地区の射水(いみず)市は、2005年(平成17年)に新湊(しんみなと)市と射水郡3町・1村との合併で発足し、富山・高岡に次ぐ県内第3位の市です。江戸時代は加賀藩領で、神通川・庄川間の射水平野は中小河川・地下水に恵まれ、古くから称された水の湧出の意味のイ・ミズ(伊弥頭・伊美都等)が、奈良時代に射水となったとされます。魚介類(しろ海老<地元でしら海老>・甘海老・ずわい蟹・鰤・ほたるいか・げんげ・ばい貝等)・農作物(米・白葱・里芋・梨・西瓜・糸瓜等)・醤油・味噌・銘菓(絹鹿の子・雄鷹等)・洋焼菓子・置き薬等の特産品・名物があり、市内には老舗の料理店・和菓子店・食品店・食品小売店などが残っています。

1878年創業、富山のお茶文化を守り続ける 藤岡園

黒河新のバス停から徒歩5分ほど、小杉駅から車で8分前後の場所にある 藤岡園。1878年(明治11年)に旧・黒河村(現・射水市黒河)に当地の産物の販売と日本茶の製造・卸売を始められたのが創業です。当初は黒河倉庫と名乗られていましたが、藤岡五作商店に変更、その後1992年(平成4年)から現在の社名である株式会社藤岡園に変更されています。本社を置く黒河とそのお隣・呉羽にかけては20箇所以上のお茶の加工工場があり、県内にも茶畑があったそうなのですが、雪国で栽培の難しさから今はわずかにお茶の木が残る程度になっているそうです。

という、藤岡園さんの富山棒茶ブッセを購入しました。暗い中で撮った写真でごめんなさい…。

パッケージ裏側です。富山棒茶粉が使われています。

取り出した図です。ブッセの間に棒茶のクリームが挟み込まれています。

棒茶の香ばしさとちょっとした苦味のある感じが、大人のスイーツ感があってとても美味しかったです。加賀棒茶は好きでよく飲むのですが、富山棒茶があることは今回初めて知ったので、今度はお茶っ葉かティーバッグを買ってみたいと思います。

———-藤岡園 基本情報———-
〇創業年 1878年創業 / 明治11年創業
〇営業時間
・9:00~19:00 (冬季は18:00まで)
※無休
〇住所
富山県射水市黒河3235
(公式サイト)⇒ 富山のお茶屋 藤岡園

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