中浦食品の、どじょう掬いまんじゅう可愛い / 島根 松江市 1686年創業 (貞享3年)

島根県の県庁所在地 松江市は、1607年(慶長12年)に堀尾吉晴が大橋川北側の末次の地に築城した際に中国・杭州の西湖畔“淞江(ずんごう)”に似た風景として、宍道湖を西湖に見立て命名されました。江戸時代は徳川家康嫡男系統の結城松平氏 松江藩の城下町として栄えた街。宍道湖を始め松江城・武家屋敷等の旧跡や玉造温泉等の観光名所も数多く、宍道湖七珍(しんじこしっちん、鱸・大和蜆等7種の魚介類)や出雲蕎麦・あご野焼・津田蕪漬等の名物・郷土食や松江藩7代藩主松平治郷(茶人・不昧、ふまい)考案の“不昧公御好み“の茶菓子(三種は山川・若草・菜種の里)等の松江和菓子など豊かな食文化を持ち、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が何軒も残っています。

1686年創業、酒醸造から始まった 中浦食品

揖屋駅から徒歩16分ほど、松江駅から車で20分前後の場所にある 中浦食品。1686年(貞享3年)に、三世興三右衛門甚助氏が美保関において酒造業を始めたことが創業です。1921年(大正10年)に十五世義夫氏が土産物製造・販売の中浦商店を設立し、1927年(昭和2年)に中浦商店製菓部を設立し煎餅・ようかん製造を始められています。中浦食品さんといえば どじょう掬いまんじゅうで知られていますが、こちらは1967年(昭和42年)に発売した大ヒット商品となります。

という、どじょう掬いまんじゅうを購入しました。山陰限定盤です。

パッケージ裏側です。どじょう掬いといえば安来節も載っています。

蓋を開けた図です。どじょうのほっかむりが、パッケージになっていて可愛い。

一つ取り出しました。なんかこの子目が合うねw。

パッケージを取るとこんな感じです。

どじょう掬いまんじゅう初めて食べましたが、白餡が入ったオーソドックスな懐かしくなる味でした。美味しいのはもちろんのこと、この可愛さが突出してますね。これ、配りたくなるものなぁ。このデザインを考えた人が優勝だと思います。

↓どじょう掬いまんじゅうは、楽天でお取り寄せできますよ。

 

———中浦食品 基本情報———-
〇創業年 1686年創業 / 貞享3年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
島根県松江市東出雲町錦浜583-41
(公式サイト)⇒中浦食品株式会社

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