吉田屋の100%茨城県産の梅で作った常陸乃梅 / 茨城 東茨城郡大洗町 1830年創業 (天保元年)

茨城県ほぼ中央部(県央地域)の東茨城郡は、江戸時代は幕府領等で、1878年(明治11年)に旧・茨城郡が東西に分かれ(西茨城郡は後に消滅)、当時は後の水戸市・小美玉市・茨城町・大洗町・城里町の各大部分及び常陸大宮市・笠間市の各一部でしたが、現在は茨城町・大洗(おおあらい)町・城里町の3町が属しています。太平洋岸で涸沼(ひぬま、鉾田市・茨城町にまたがるラムサール条約登録湿地の汽水湖)に面する大洗町は1954年(昭和29年)の磯浜町・大貫町合併で発足し、翌年の近隣村一部編入で現町域となりました。多種の魚介類(鮟鱇・戻り鰹・蛸・しらす・鹿島灘蛤・岩牡蠣等)や涸沼・涸沼川の蜆・蒲鉾・干物・甘藷(紅あずま)・大根・清酒・芋焼酎等の特産品や鮟鱇鍋・鮟肝・焼蛤・生しらす丼・蕎麦・みつだんご・梅干等の名物・郷土食があります。郡内には老舗の料理店・食品店・割烹旅館・酒蔵などが残っています。

1830年創業、100%茨城県産の梅干しを作る 吉田屋

大洗駅から徒歩18分ほど、水戸駅から車で30分前後の場所にある 吉田屋。1830年(天保元年)に、大山浅吉氏が現在の本社所在地に吉田屋浅吉商店を創業したことが始まりです。現在の社名・株式会社吉田屋へは5代目・大山浅吉氏の時代、1954年(昭和29年)に変更されています。

という、吉田屋さんの常陸乃梅・茨城の賜を購入しました。常陸乃梅は、
100%茨城県産の梅で梅干を作る新ブランドです。今回は石川一号という品種を使った商品となります。

こちらパッケージ裏側です。原材料は、梅・漬け原材料(食塩)のみです。
取り出した図です。酸っぱさの中にも甘味があって美味しかったです。

常陸乃梅がプロジェクトが始まった経緯については、吉田屋さんの公式サイトに説明がありますが、水戸そして茨城は梅の名所として知られているものの、吉田屋さんが扱っていた商品のほとんどが茨城産以外の梅を利用していたそうです。2011年の東日本大震災を契機に、ビジネスを継続する意味を考え、茨城産の梅で新たなブランドを立ち上げることになりました。そういったストーリー含めて食べると、より美味しくなると思います、はい。

———吉田屋 基本情報———-
〇創業年 1830年創業 / 天保元年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町546
(公式サイト)⇒創業天保元年 吉田屋

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