八幡屋礒五郎のカフェで、七味クラフトコーラ・スパイスマカロンを食べる / 長野 長野市 1736年創業 (元文元年)

長野県北信地方の長野市は県庁所在地であり、周辺観光地への玄関口となっています。地名は長野市一帯の善光寺平(長野盆地)が長い傾斜地で“長野”と称されてきたことが由来です。現県内の飯田から諏訪を経て諏訪大明神のお告げにより642年(皇極天皇元年)に現在地に本尊が遷座したと伝わる善光寺の門前町として古くから栄えてきました。蕎麦・粟・黍・林檎・桃・ネクタリン・プルーン等の特産物や七味唐辛子・おやき・漬物等の名物があり、市内には老舗の飲食店(蕎麦店等)・和菓子店(杏・栗・蕎麦使用菓子等)・食品店が多数残っています。

1736年創業、日本三大七味唐辛子の1つ 八幡屋礒五郎

善光寺下駅から徒歩9分ほど、長野駅から徒歩20分ほどの場所にある 八幡屋礒五郎。1736年(元文元年)に、室賀勘右衛門氏が善光寺の堂庭(境内)で七味唐辛子を売り出したのが始まりです。室賀氏は清和源氏の流れを汲み、清和源氏の源頼朝が崇敬した八幡宮から八幡を屋号に戴いていらっしゃいます。また本名は
勘右衛門ですが、商いでは礒五郎を名乗っており、屋号が八幡屋礒五郎となったそうです。善光寺七名物の1つに数えられる、昔からその名が知られる老舗店となります。

という八幡屋礒五郎の本店外観です。巨大な唐辛子オブジェがカッコ良い。

店の前のベンチが缶を模しているのもとても良い。

店内入ると、いきなり唐辛子がどーんと並んでいました。商品も幅広いラインナップを見せておりとても素敵でした(が、撮り忘れ)。

缶もディスプレイされていました。全部めっちゃ可愛いのよね。
今回のメインは、本店併設の横町カフェへの訪問でした。

近年のスパイス商品の大ヒット作であるクラフトコーラもあります。
スパイスのメニュー以外ももちろんあります。

ジェラートも販売されていますが、こちらはスパイス系や他で見ないフレーバーもあって凄く面白いです。万願寺や味噌のアイス、気になるなぁ。
メニューは全て魅力的でかなり悩んだのですが、今回はスパイスマカロンと七味クラフトコーラをチョイス。 こっちが七味クラフトコーラです。 上からの図。スパイスを最後に振りかけているようで、フレッシュな味わいでした。これ、めっちゃ美味しい。

そしてこちらがスパイスマカロン。マカロン=甘いから少しずらしたフレーバーで、ちょっとびっくり味です。
ちなみにこのカフェ、八幡屋礒五郎の七味等が使い放題です。色々試せるので、買いたいものが増えていきます。

ここからは以前購入したものです。八幡屋礒五郎さんは上述の通り、色んなバリエーションの七味をお持ちです。今回は定番からユニークなものまで6種類入ったセットを購入しました。

蓋を開けるとこんな感じ。ノーマルな七味・ゆず・バードアイ・ガラムマサラ・一味・ラーメン七味の6種類です。

まずは一般的な七味唐からしから。辛さのバランスが良いですね。

そして、焙煎一味。一味はシンプルな味になりがちですが、焙煎されていることで味の深みがあって美味しい。

そしてバードアイ。アフリカ原産の唐辛子の名前で一般版の3倍ほど辛いそう。うん、辛かったw。

そしてラーメン七味です。ブラックペーパーとオニオン配合。舐めるだけで、奥にラーメンが見えます。これだけでつけ麺食べれそうw。

そして、ゆず七味です。ゆずの香りが素敵。

ラストがガラムマサラ。パッケージからしてインドですw。クミンとコリアンダーが入っています。色は赤いですが相当カレー味。

カフェメニューも、6種類入りの七味もどちらも凄く美味しかったです。長い歴史でスパイスを使い慣れているからこそのテイストだったと感じます。全部美味しかったのですが、一際印象に残ったのはガラムマサラ。カレーの辛味に加えるのも良さそうですが、唐揚げの下味とかにしても超良さそうです。美味しい調味料を見つけると、料理したくなる意欲が湧きますね!

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——— 八幡屋礒五郎 基本情報———-
〇創業年 1736年創業 / 元文元年創業
〇営業時間
・9:00-18:30
※無休
〇住所
長野県長野市大門町83
(公式サイト)⇒根元 八幡屋礒五郎

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