地域の銘菓・銅銭糖を製造販売する綿屋製菓 / 熊本県 菊池郡大津町 明治後期創業

熊本県中部~中北部の菊池郡は、1879年(明治12年)の行政区画郡発足時には後の菊池市大部分・山鹿市一部も含んでいましたが、現在は大津(おおづ)町・菊陽町の2町(まち)が属しています。7世紀後半に築かれた鞠智(くくち)城や平安期の文献の久々知(くくち)表記から転訛して“きくち”となったとされ、“くくち”の意味には潜地・含地(柵に囲まれた地)等の諸説あります。県中北部で熊本市と阿蘇山との中間の大津町は、1896年(明治29年)に菊池郡に編入された旧合志郡大津町及び2村・3村一部が1956年(昭和31年)に合併して発足しました。大津甘藷・スーパーポークもっこす・銘菓(銅銭糖・阿蘇乃雪)等の特産品・名物があります。郡内には老舗の和菓子店・醸造所(醤油・味噌・食酢)などが残っています。

明治後期創業 、地域の銘菓・銅銭糖を製造販売する 綿屋製菓

肥後大津駅から徒歩8分ほど、熊本駅から40分前後の場所にある 綿屋製菓。ウェブサイトがないため詳細不明ですが、明治後期に創業された和菓子店とのことです。綿屋製菓さんのある菊池郡大津町には、銅銭糖というお菓子が160年も前から作られており、熊本県内の小学4年生の教科書にも登場しているそうですよ(元祖店は、同大津町さんの浪花屋本店さん)。

という、銅銭糖です。抹茶とプレインの2種類入りを購入しました。パッケージにはくまもんです。熊本ですからね。

パッケージ裏側です。砂糖・餅粉・水飴・小豆・抹茶等が原材料になります。

一つ取り出しました。細長い形状をしています。

中身はこんな感じ。ざっくりいえば、あんこを落雁で覆ったお菓子になります。

以前熊本市の松陽軒さんの肥後しおがまを食べたのですが、形状は違えど構成は同じお菓子でした。落雁で覆うお菓子は熊本だとポピュラーだったりするのでしょうか。わからないことだらけなので、いつかお店に遊びに行きたい!

↓綿屋製菓さんの銅銭糖は、楽天でも購入できますよ。

 

——–綿屋製菓 基本情報———-
〇創業年 明治後期創業
〇営業時間
・7:00-21:00
※不定休
〇住所
熊本県菊池郡大津町大字大津1082-1
(食べログ)⇒綿屋 (ワタヤ) – 肥後大津/和菓子 | 食べログ

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