タカセ洋菓子の3Fでディナー、9Fでケーキ / 東京 池袋 1920年創業 (大正9年)

新宿・渋谷と並ぶ日本有数のターミナル駅がある池袋エリア。北関東の玄関口である池袋には、街の発展を共にした老舗が、今も営業しています。

1920年創業、パン・ケーキ・洋食店を販売する タカセ洋菓子

池袋東口1分の場所にあるタカセ洋菓子。1Fでパンを販売、2Fが喫茶、3Fがレストラン、9Fこでコーヒーラウンジを運営されています。1920年(大正9年)に、初代 森茂吉が四国から上京し、池袋駅前にてパンの製造販売を改行しました。屋号は「森永ベルトラインストア」といい、森永のチェーン店を運営されていましたが、昭和37年に現在の名称「タカセ」に変更されました。それは初代 森茂吉の出身地である香川県三豊市高瀬町に由来するそうです。

こちらが店舗外観。この2F以降は、ビル内のエレベーターに乗って上がります。

2Fでお茶しようか、9Fでお茶しようか悩んでいたのですが、エレベーター横のこの看板を見て、9Fへ行くことにしました。
9Fはこんな感じの入り口です。

タカセといえば、コーヒーを飲みながら煙草を吸う昔ながらのお店、という印象が強いのですが、土・日・祝日は全面禁煙だそうです。時代の流れですね。

9Fは主にコーヒーとケーキを楽しむお店。今回はケーキセットをチョイス。
今回オーダーしたのは、コーヒーとサバラン。サバランはケーキのスポンジ部分をシロップとラム酒に漬け、その生地に生クリームやフルーツを載せた食べ物。説明が難しいですが、この写真の左のです。

アップの図がこちら。ラム酒とシロップが十分にしみ込んでいて、大人な甘さでした。久しぶりに食べたけれど美味しい。

翌日別件があり、再度池袋へ。せっかくなら今度は晩御飯を食べよう、と3Fのレストランへ伺いました。

こんな感じでディスプレイされています。
メニュー表がこちら。表紙の絵がかっこよかったので記念に撮影。 メニューはこんな感じです。ハンバーグ、パスタ、ビーフシチューといった洋食の王道メニューが並びます。私はハンバーグとエビフライのセットをオーダー。ハンバーグはしっかり焼く系の、香ばしい香りが楽しめるタイプ。美味しかった。

同行者はエビフライのセット。大振りのプリプリのエビフライで最高だった。

タカセ洋菓子店は、駅真ん前の便利な場所にあるため、昔から2Fや9Fは何度か利用したことがありました。いつ行っても、昔ながらの味が楽しめ、タイムスリップしたような雰囲気が結構気に入っています。今回レストランも初めて伺ったのですが、タカセらしい昔ながらを感じられる洋食が楽しめてとても気に入りました。池袋へ行った時のタカセ率が、更に高まる気がします。

——-タカセ洋菓子 基本情報———-
〇創業年 1920年創業 / 大正9年創業
〇営業時間
1F パン・洋菓子コーナー 8:00~22:00
2F 喫茶室 9:00~22:00(L.O.21:30)
3F レストラン 11:00~22:00(L.O.21:15)
9F コーヒーラウンジ 11:00~22:00(L.O.21:30)
※無休
〇住所
東京都豊島区東池袋1-1-4 タカセセントラルビル 1F・2F・3F・9F
(公式サイト)⇒ 洋菓子・パン|タカセ洋菓子

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