高砂長寿味噌本舗の味を引き継いだ東松島長寿味噌 / 宮城 東松島市 1902年創業 (明治35年)創業店にルーツ 

宮城県中部で仙台湾沿岸の東松島市は、江戸時代は仙台伊達藩領で、2005年(平成17年)に桃生(ものう)郡矢本町・鳴瀬町の合併で発足し、2020年(令和2年)に隣接町との境界変更(一部の編入・転出)により現市域となりました。石巻市・美里町・松島町に接し、松島湾内の最大面積島で陸繋島の宮戸島(みやとじま)は最高峰・大高森の壮観や日本三大渓の一つである嵯峨渓で知られる奥松島観光の主要部であり、航空自衛隊松島基地にはブルーインパルスが所属しています。農産物(米・玉蜀黍・葱・胡瓜・トマト・苺等)・海産物(牡蠣・海苔・鮑・雲丹・蝦蛄等)・鉢花・仙台味噌・醤油・海苔うどん等の特産品・郷土食があり、市内には老舗の和菓子店・醸造所(味噌・醤油)・旅館などが残っています。

1902年創業店にルーツ、高砂長寿味噌本舗の味を引き継いだ 東松島長寿味噌

矢本駅から車で9分前後、仙台駅から車で1時間前後の場所にある 東松島長寿味噌。1902年(明治35年)に、石巻市で創業された高砂長寿味噌本舗を引き継いで誕生した味噌醸造蔵です。高砂長寿味噌本舗は2018年に破産を開始し閉業し、東松島市の橋本道路が引き継いで誕生したのが東松島長寿味噌さんとなります。東松島長寿味噌は、2019年に事業停止した玉松味噌醤油さんの商品復刻も手掛けられています。

という東松島長寿味噌さんの長寿味噌を購入しました。ルーツとなる高砂長寿の名もパッケージに見えます。宮城の名工・後藤秀敏さん謹製のマークもありますね。

パッケージ裏側です。国産大豆と米・食塩のみで造られています。

今回は里芋の味噌煮っ転がし的な料理に使いました。って、自分で作ったように書いていますが、Foodist Linkのタイガシェフ作です。

高砂長寿味噌さんのお味噌は、閉業される前に食べているのですが、濃いめの色をしているのに、そこまで塩味が強くなく美味しく頂けた印象を持っています。同じ味かまでわかりませんが、昔食べたあの味だったような気がします。老舗店の味を継承される店舗がいらっしゃるのは、ありがたいことですね。

——東松島長寿味噌 基本情報———-
〇創業年 1902年創業 / 明治35年創業店にルーツ
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
宮城県東松島市大塩字緑ヶ丘4-5-5
(公式サイト)⇒ 【公式】東松島長寿味噌オンラインショップ|老舗・仙台味噌

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