山田竹風軒の源氏巻・松葉ボーロ・栗御門 / 島根 鹿足郡津和野町 1885年創業 (明治18年)
島根県南西部の鹿足(かのあ)郡は、承和10年(843年)に隣接の美濃郡からの2郷分離で能濃郡と共に興り、187…
続きを読む →島根県南西部の鹿足(かのあ)郡は、承和10年(843年)に隣接の美濃郡からの2郷分離で能濃(のの)郡と共に興り、1879年(明治12年)の行政区画郡発足時から変わらず津和野(つわの)町・吉賀(よしか)町の2町が属しています。8世紀頃に筑紫国から来襲の八角八足の怪鹿を勇者が退治したことが郡名由来とされており、江戸時代は幕府領及び坂崎氏を経て亀井氏の石見津和野藩領でした。津和野町は、1889年(明治22年)に5村合併で発足し、1955年(昭和30年)の2村・1村一部との合併を経て2005年(平成17年)に隣接の日原町と合併して3代目の現町域となりました。地名は“つわぶきの生い茂る野”が語源とされ、江戸期は津和野藩城下町として栄え、森鴎外・西周の生地として知られ、山間の小盆地の街並みは小京都の代表格と称されています。友禅和紙民芸品・茶・冬虫夏草茶・柚子製品・鮎うるか・山葵漬・鮎料理・清酒・源氏巻(カステラ餡巻)等が特産品・名物です。県南西部最南端の吉賀町は、2005年(平成17年)に六日市町・柿木村合併で発足し、8世紀頃の筑紫国から来襲の八角八足の怪鹿を勇者が退治し(郡名由来)、その怨念鎮めで悪鹿ではない吉賀(吉鹿、よしか)と称したことが町名由来とされ、旧六日市町は古くから陰陽両道を結ぶ交通の要衝で宿場町が栄え、旧柿木村は津和野藩領で藩御用米などを生産していました。米・椎茸・山葵・瓜・筍・栗・山女魚・味噌・梅干・蕗の薹味噌等の特産品があります。郡内には老舗の和菓子店・酒蔵などが残っています。
島根県南西部の鹿足(かのあ)郡は、承和10年(843年)に隣接の美濃郡からの2郷分離で能濃郡と共に興り、187…
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