伝統の製法を守り続ける、雀おどり總本店の”ういろ” / 愛知 栄 1856年創業 (安政3年)

名古屋市の栄地区は、1610年(慶長15年)に名古屋城が築城され清州から尾張地方の中枢が移って城下町が整備された頃は町外れでしたが、明治に県庁・学校・銀行等が開設され、道路も整備され、明治末期から大正初期にはいとう呉服店(松坂屋の前身)等の商業施設も開業して繁華街となってきました。広々とした久屋大通公園が整備され、東西方向の広小路通と南北方向の大津通が交わる栄交差点を中心に、松坂屋名古屋本店・三越名古屋栄店・パルコ等の大型商業施設や海外高級ブランド店が軒を連ねる一大商業地域・繁華街で、老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。

1856年創業、ういろの伝統製法を守り続ける 雀おどり總本店

矢場町駅から徒歩5分、栄駅から徒歩10分ほどの場所にある 雀おどり總本店。1856年(安政3年)に創業された同店は、元々 大須観音の門前町屋号を宝餅とされていたそうですが、店頭看板で使っていた店頭看板の商標図柄である雀が評判となり、屋号を今の雀おどり總本店へと変更されたそうです。また現在の場所へは戦後にお引越しをされたそうですよ。。

という、雀おどり總本店の外観はこちら。人通りの多い道につき全体像の撮影は断念…。 こちらがディスプレイ。様々なういろが 並んでいます。美味しそうだなぁ。

全部買いたいけど、食べきれる自信が…、なんて思っていたら一口ういろのパッケージを発見。これだ!
ということで購入したのが、こちらの一口ういろ。5つの味入りです。美味しそう!!! パッケージには、ういろのお話が。創業期から代々受け継がれた製法で作り続けていらっしゃるそう。 入っていたういろは、黒ういろ・白ういろ・栗抹茶ういろ・桜ういろ・小豆ういろの5つ。全部美味そう!! こちらは小豆ういろ。もちもちの食感の中から出てくる豆な感じ、凄くいい。 こちらが栗抹茶羊羹。緑と白の色見が美しい!地元西尾産の抹茶を使われているそう。

雀おどり總本店さんのういろ、昔ながらの味がしてすっごく美味しかったです。この美味しさは、長時間せいろで蒸す、という伝統製法を守り続けているからこそ、生まれる味なのだとか。その辺で買うのより全然美味しくってビックリしました。
この活動を始めてから、沢山の美味しいういろと出会うことができています。名古屋に行った時迷ってしまいそう。まあ、迷えるのも幸せの一つの形ということでw。

——–雀おどり總本店 基本情報———-
〇創業年 1856年創業 / 安政3年創業
〇営業時間
・10:30~19:00(LO18:30)
※定休日なし
〇住所
愛知県名古屋市中区栄三丁目27-15
(公式サイト)⇒ 名古屋 和菓子 ういろ(ういろう)・あんみつの雀おどり總本店 名物土産

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